2008/07/23 - 2008/07/23
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shinchanmama93さん
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1999年に世界遺産として登録された「ミーソン遺跡(聖域)」。
4世紀後半に、チャンパ王国の王がシヴァ神を祀った祠堂を建てたことから始まるそうです。
8世紀〜13世紀末までに建てられたレンガ造りの塔が約70も残っているのだとか。
しかし、その多くは風化もさることながら、ベトナム戦争の爆撃で破壊され、無残な姿になっていました。
シヴァ神は、ヒンドゥー教の破壊と創造の象徴。
何とも皮肉です。
ミーソン遺跡までは、ダナンから車で約1時間。
ベトナム中部に訪れたら、是非とも見ておきたい歴史的な遺産。
今回、いろいろなお話を伺いたく、「ミーハイツアー」のShiroさんにご無理を言ってガイドをお願いしました。
お陰でより一層、この遺跡の歴史を知ることができ、とても感慨深かったです。
-
ミーソン遺跡ツアーの始まりは、まずこの展示館から。
これは、ベトナム政府からの要請により日本のODAが支援し、2005年に建てられました。
だから展示物の説明は日本語表記もあってわかりやすいです。 -
明るい館内の入口には、遺跡群が示された大きな地図のパネルがあり、ボタンを押すとその場所にランプが付く仕組み。
ハイテクなのがいかにも日本らしい。
見学の前にここで事前学習しておくと、この後に見る遺跡への関心が高まります。
ちなみに、トイレはここで済ますといいですよ。 -
20世紀初頭にフランス人が発見した時のタワーの写真です。
ミーソン聖域の象徴だったと思われる高さ26mもあったタワー。
しかし、残念ながら戦争で崩壊してしまい、今はその土台部分だけが残されています。 -
こちらはアナログの地図がある所です。
展示館が出来る前に訪れた方は、ここで説明を聞いたことでしょう。
以前TVで見たよりもきれいになっているみたい。
小さい売店があるので、水などは今のうちにGetです。 -
いよいよ遺跡へ向かって歩き始めました。
とは言っても、数年前と比較すると歩く距離もさほどなく、吊橋だった橋から普通の橋に整備されて安全です。
もっとキツイものと覚悟していましたが、あー良かった。(^^♪
でも、既に暑くて汗だくですぅ〜。 -
うわ〜っ。出たぁ〜。
こ、これがミーソン遺跡!
草が生い茂る中、土茶色のレンガ造りの建造物が点在しています。
ここはグループB,C,D。
比較的保存状態が良く、見応えのあるエリアです。
この光景、なんだか「天空の城ラピュタ」のラストシーンを思い出してしまいました。 -
これは写真が斜めなのではなく、建物が傾いているんです。
これらの建物は、漆喰などのような接着剤を使わずにレンガを摺り合わせてくっついているそうです。
すごい技術。 -
このエリアで一番見事なタワーの前で記念撮影。
-
タワーの壁面に施された彫刻。
柱の模様がきれいです。
初期のものは単に波模様なのですが、時代が進むにつれて細やかなデザインになったそうです。
模様を見れば、おおよその建設された年代がわかるのだとか。
うーん、実に興味深い。 -
建設途中で終わってしまった柱。
これらが建てられていたら、相当大きなタワーが出来上がっていたそうです。 -
「ミーハイツアー」のガイド・Shiroさんと。
本当に良く勉強されていらっしゃいます。
穏やかな口調ながらも、熱のこもった説明をして頂き、これまで全く知らなかった歴史に関心を持つことができました。 -
それぞれの塔の中へも入れます。
このように、数々の出土品が展示されている塔も。
写真のレリーフは対になっていたもので、こちらは楽しそうに踊っている絵柄から、おそらく平和な時期を表しているそうです。
もう片方は「チャム彫刻博物館」に保管。
これとは対照的に、何かに恐れている様子が描かれているとのこと。 -
続いて移動してきたのがグループA。
一見野原に遺跡がゴロゴロといった感じ。
しかし、実はここにさっき展示館の写真で見た26mの巨大なタワーが存在していたのです。
そのまま残っていたら、さぞかし素晴らしい景観だったと思うと残念でなりません。
敷地内で一番見晴らしのいい場所に建っていたタワーは、チャム族にとって聖域たる象徴だったに違いありませんね。 -
草木の中に佇むグループG。
やはり破壊具合が激しく、今回は遠目から。 -
さらに進んでこちらはグループE,F。
ここには、アメリカ軍の爆弾が落とされた跡の大きな穴があります。
その爆撃でタワーは土に埋もれ、やっと出土されて現在の状態まで見られるようになったそうです。
まだまだ修復過程にあります。 -
こちらもまだまだ修復最中です。
長い期間土に埋もれていたせいで、土台部分の煉瓦がかなりボロボロになっていました。
歴史を発掘した人と破壊した人。
人間っていったい何なのだろうと、改めて考えさせられました。 -
気を取り直し、このような形の石像ではお約束のおちゃめな写真を。
なんか肩幅がピッタリで、違和感無いのがコワイ。
遺跡群はこれにて終了です。 -
森の中を歩くこと約15分。
ぐるっと周って元の場所へと戻って来ました。
時間によっては、このような民族舞踊も行われます。
ヒンドゥー教の聖域だったミーソン遺跡はまだまだ不明な部分がたくさんあるそう。
遺跡を見ながらいろいろなお話を聞いているうちに、近々アンコールワットへも行ってみたくなりました。
でもその前に、明日は早速「チャム彫刻博物館」へ行こうっと。
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