ネガティブな情報に振り回されないで
fumilovesperthさん、はじめまして。
今やヨーロッパもアメリカもどこへ行ってもテロが起きる可能性は否めないので、ご心配されるお気持ちはとてもよく理解できますよ。
2015年1月にパリで起きたシャルリー・エブド襲撃テロは、年末年始のバケーションをパリで過ごして帰国した2日後に起きたことで、ニュースを見てぞっとしました。
私と夫の父も、私たちが欧米圏に旅行にでかけることを知るととても心配します。
「この世界情勢の中でテロの可能性なんてどこの国でもありえるわよ。それは日本にいてもおなじ事」などと言ってしまったりするのですが、実際のところはやはりテロについての不安はついてまわります。
昨年8月にブリュッセルと近隣都市、そして年末年始にフランクフルトと近隣都市を旅行してみて、どちらもテロや暴動が発生した都市なので、人が大勢集まるパブリックな場所は避けるようにしていました。
パリでも、凱旋門周辺でのカウントダウンには敢えて行きませんでしたし。
ドイツを旅行した中で恐怖を感じたことはほとんどありませんでしたが、ひとつだけ、フランクフルト中央駅の中で、私たち夫婦が通り過ぎようとしたときに、そばにいた20代後半くらいの男性がキレ気味にスーパーのレジ袋をフロアにたたきつけていて、中に入っていたものが飛び散り、さらにフロアに落ちたレジ袋と商品を蹴っ飛ばしてどこかへ行ってしまった場面に遭遇しました。
とっさに彼の近くから離れたのですが、あとで買いものをした後同じ場所を通ってみると、シャンプーのような液体が散乱していました。
液体爆弾だったら十分に機能する量だなぁと思ったらとても恐ろしく思いました。
どう見ても移民系の人物でしたし、彼がそういう行為に及んでいる時やその後にも警察は一切来ていなかったので・・・。
fumilovesperthさんご自身もおっしゃっているように、心配しすぎも旅をつまらなくしてしまいますし、かと言って楽観的になって危機意識を持たないことはとても危ないです。
その加減が難しいところですよね。
けれども、ネガティブな情報に振り回されるような状況に陥ると、きっと何もかもが不安に繋がってしまうと思うので、難しいかもしれませんがfumilovesperthさんの中で納得できる落としどころを早めに見つけて、旅を楽しくするためのポジティブな情報を得ることに時間を費やすことができるように切り替えられるとよいですね。
私の場合でいうと、やはりパブリックな場所でのイベントには注意したいと考えています。
あとは、やはりヨーロッパ圏内は移民が多いので、そういう人たちにはできるだけ近づかないように心がけています。レストラン、公園、電車やバスの中など。
人種差別をしているようであまり気持ちのよいことではありませんが、自分の身を守ることの方が大切ですので。
それ以外の観光ではあまりナーバスにならずに景観や美味しいものを楽しんでご旅行を満喫されるといいなぁと思います。
あまり参考にならないかもしれませんが、おふたりの新婚旅行を素敵な旅にするために少しでもお役に立つことができたら嬉しいです。