machaakiさんのクチコミ全3件

ウィーン市内の美術館巡りをする際、「ウィーンカード」を提示すると入場料金が少し割引となりますが、６０歳以上のシニアの方は、ほとんどにシニア料金が設定されています（美術史美術館は６５歳以上）ので、申し出るとウィーンカード以上に割引となります。　ただし、年齢確認のためパスポートの提示を求められることがあります。
　６０歳以上の方は、公共交通機関利用と美術館巡りだけであれば、ウィーンカードよりは１週間定期券（２～３日の使用で元が取れる）または７２時間乗車券とシニア割引を利用した方がリーズナブルです。

ヨーロッパの鉄道旅行と言えば、ユーレイルパス！で正解ですが、大正解ではないかも？
　というのは、ドイツ国鉄やオーストリア国鉄などでは、国内の片道どこまで行っても２９ユーロとか１９ユーロ、中距離で９ユーロといった超格安切符を発売しています。
　ただし、乗車日と列車が指定されることと、発売枚数に限りがあるため、早目に（９０日前から）ネットで購入する必要があります。払い戻しや変更ができないため、旅程がしっかり決まっている人にオススメです。

オーストリアのフェルトキルヒからリヒテンシュタインへ入国する場合、スイス国境警備隊が管理するシャアンヴァルト国境検問所を通過することになります。スイスやリヒテンシュタインはシェンゲン協定加盟国であり、人の自由往来が認められているはずですが、４月上旬に路線バスにて国境を通過する際、外国人で個人旅行の私だけバスから降ろされ、税関検査（ＥＵに加盟していないので、必要に応じてやむを得ないと思われます）のほか、パスポートの真贋チェックや同一人かどうかの検査が、30分近くにわたって実施されました。検査すること自体に疑問がありましたが、あまりに長く引っ張られるので、写真付きの国際クレジットカードや、予め作成しておいた英文旅程表を提示してやっと通過することができました。
既に在日スイス大使館へは抗議済みですが、現地を個人で旅行する予定のある方は、念のため、パスポートのほか国際的な身分証明書（写真付き）等を持参されることとスケジュールに余裕をもっておくことをお勧めします。
なお、他のシェンゲン協定加盟国経由で、バーゼル等スイスの他の国境を陸路で入国したり、同じく空路で入国する場合は検査は省略されています。また、スイスからリヒテンシュタインを訪れ、またスイスへ戻るような場合にも国境検査は省略されていますが、パスポートだけは常に持参してください。