ミハエル・セバスチャンさんのクチコミ全7件

天使の梯子Bに宿泊。今まで山の露天客室が続いたため、今回は海側の宿にしました。

この判断が間違いでした。黒川にしとけば良かった。

確かに松島の綺麗な夕日は拝めましたが、それだけでした。　

部屋は凝った調度品が良いのですが、二人で泊まる部屋なのに、テラスに椅子は一つだけ。
バスタオルが一人２セットあるのは良いが、フェイスタオルはホテル竜宮の使い込まれたペラペラタオル。細かいラグジュアリー感が足りない感がありました。

料理は並。海産物を楽しみにしてましたが、刺身は量もさほどなく鮮度も普通。以前宿泊した黒川H亭（一泊五万）で食べた天草産の刺身の方が美味しかった。（H亭は毎朝天草から魚を取り寄せてると言ってました。僕はその天草で刺身を食べてるはずなのですが…。）
伊勢エビとアワビの鉄板焼は味は良かったが、伊勢エビは一匹を半分にしたものを二人で分ける形…少ないです。
極め付けは阿蘇赤牛のステーキ。阿蘇で数々赤牛を食してきたが、ここまで硬く脂っぽい赤牛は始めて。赤牛かどうかも疑う感じでした。食べて少し気分が悪くなりました。

朝食は部屋食ですが、至って普通。小さい干物を食べた瞬間、九重のN（一泊三万）のプリプリの干物の方が美味しかった事を思い出す。

こちらの宿に関わらず、天草は食事処やカフェなども値段が高く、いわゆる観光客料金で運営されてる感じがしました。また、空き店舗が目立ったり潰れかけの水族館など、寂れてる感は否めません。

温泉は温泉組合の循環掛け流しとのことで、初めから期待してませんでしたが、一泊六万の宿でないと感じるばかりです。これで一泊四万台なら、ここまで厳しくは書きません。

当初はさらに料金の高い系列の天空の舟とも迷いましたが、行かなくて良かった。天草の風景を楽しむなら、さらさ館で十分です。

今まで自分が泊まってきた宿が良心的であることを再確認しました。良い勉強になりました。

驚きのコストパフォーマンスの宿でした。
露天付き離れ夢静香で1泊二人で三万きっかり、正直さほど期待していませんでしたが、特に料理は圧巻。本当に経営が成り立つのか不思議でした。

アクセスは黒川温泉から九重方面へ40分ほど。湯布院.黒川のちょうど中間ぐらいの紅葉の名所です。秋は紅葉狩りの車で大渋滞します。この辺りは泉質も良く、私の好きな炭酸水素塩泉です。

部屋は小洒落た感じは有りませんが、小綺麗にされており、渓谷を望む部屋付き露天風呂は秋ならば紅葉の絶景が望めそうです。

貸切風呂は出来たばかりの檜風呂に入りました。山道を走る車が少し気になりますが、峠の風景は良好。行った日の源泉は少し熱めでしたが、日によって変わるのは源泉掛け流しの醍醐味。新しい檜と源泉の硫黄の香りとのマッチングは最高でした。

二日目に共同露天風呂に入りましたが、こちらの源泉濃度が一番濃いように感じました。硫黄に加え鉄分の匂いも濃く、岩を触ると温泉成分で手が真っ赤になります。

料理は圧巻の一言。
自家製の食前酒がめちゃくちゃ美味しかった。夢ポークの蒸し籠は豚の程よい脂分が、甘く新鮮な野菜の味を引き立てます。山菜の天ぷらもシャキシャキで美味しい。
一品一品はシンプルですが、丁寧というか熟練の技というかとにかく味は奥深い。
お袋の味とか、素材を活かしたとか安っぽい言葉では片づけられないレベルです。
大海老の塩釜焼きもプリプリで、塩加減も良く美味しかった。

最近、創作料理などと称して料理人が自己満足でこねくり回して、素材の良さが消えてる料理を供する宿が多いですが、こちらの料理は地元の素材の味をベストな状態で引き出してました。お見事の一言です。

朝食も食べきれないほどの干物をその場で焼いて食べます。こちらも、脂分が程よくプリプリ。山間部で、こんな美味しい干物を食べれるとは思わなかった。

あまりに居心地が良いので、滞在を１時間延長。延長料金は一部屋で１時間たったの千円。下手な貸切風呂よりも安いです。

何もかもが驚きでした。黒川帆山亭に続き、リピート確実の宿です。

H亭、Y木に続き三度目の宿泊はふもと旅館にしました。

ここを選んだ理由は、温泉街の中心にあるアクセスの良さ、特に今回の主目的が湯灯りの鑑賞にあったからです。

さくら通り沿いにある別館と川端通り沿いにある本館、そして田ノ原川を挟んである湯小屋と何気に広い敷地のお宿です。

湯小屋の大浴場は温泉手形で入ったことはありましたが、こちらのお宿の魅力は別館と本館の間にある七つの貸切風呂。
特に立ち湯は凄い。下手な温泉宿の大浴場並の広さがあり、思わず泳いでしまいました。
野天風呂もしっとりとした雰囲気が最高でした。他にも色々ありますが、この二つが特にお勧めです。

今回は部屋食が出来るとのことで、本館和室に宿泊。何度も見てきた田ノ原川の風景ですが、しっとりした和室から眺める風景もまた趣があります。温泉街のど真ん中にあるため、温泉街から離れた所にあるH亭やY木、S河のような自然との一体感はありませんが、私は黒川市街地の風景が好きなので気になりません。

食事は決して豪華でも量が多いわけではありませんが、必要にして充分です。しっかりとした味付けをされた前菜、黒川ではお馴染みの赤牛の鍬焼き、どれも美味しくいただきました。こちらのお料理はいわゆる田舎料理というか、地元の素材を地元の方が普通に作った素朴な感じです。
Y木みたいなこねくり回された料理よりも、こういう地元の息吹が感じられる料理が私は好きです。

全体的に、黒川中心地にありながらコストも比較的安く、温泉街めぐりや貸切風呂を思う存分味わいたいなら、お勧めです。

筑後川の源流、奥黒川にたたずむ全室離れ露天風呂付きの宿です。

デラックスルームに宿泊。川沿いに露天風呂とテラスがあり、ヒノキの内風呂まで付いてます。

宿泊当日はあいにくの雨模様で、星空は見えませんでしたが渓流の流れる音や鳥のさえずりを聞きながら入る露天風呂は最高です。渓流は自然な感じで積み上げれらた石で滝ができていたり、配線やホースなども眼の入るところにはありませんでした。もちろんボイラーの音も聞こえません。山奥の温泉地に行って、そういう人工的な物が見えちゃうと興ざめですよね。
夜もギラギラした照明ではなく昔ながらの丸電球で程よくライトアップされており、自然の景観を損ねることはありません。朝は部屋のテラス席で渓流を眺めながらコーヒーに煙草をくゆらせる。まるで別荘に来たような雰囲気を満喫しました。

食事は堀炬燵式の個室で頂きました。デラックスルーム以上は個室食で、スタンダードは出逢いの間というちょっと居酒屋ちっくな場所になるようです。あまりガヤガヤした所で食事するのが嫌いな私にとって個室は最高の環境です。ちなみに、後で気づきましたが個室専用の出入り口もあり、プライベート感はしっかり配慮されてます。

事前連絡でパートナーが馬刺しが苦手な事を伝えておいたところ、しっかりと別の肉料理（確かステーキ）を用意してくださり、サプライズのケーキも食事の間に密かに部屋にセッティングしてくれていました。

料理もこれでもかというくらいのボリューム。馬刺しは元より、毎朝天草から直送しているという刺身やヤマメの塩焼きどれをとっても美味しかったです。特に小国ジャージー牛乳のグラタンは最高です。
また、器にもこだわっており、段々の棚に備え付けられた前菜、本の形をした器に盛られた馬刺しなど味覚と視覚両方を刺激してくれます。
配膳も食べ終わった頃を見計らって次の料理を持ってきてくれたり、全体的に程よい距離間のある接客で、過度な干渉はしないが随所できちんとした対応をしていただきました。

黒川からのアクセスは車で5分ほどです。黒川温泉街から川沿いの細い道を行くのも雰囲気がありますが、国道442からアクセスする道もあります。（宿のHPに道案内あります）GPSが効きにくい場所でナビが使えない可能性があるので、事前に確認することをお勧めします。

全体的に非常に満足できる宿でした。初夏にはホタルが見えるそうなので、またその頃再訪できればと思います。その時は晴れていてほしいです。

８月にデイユース使用。宿泊する日程を確保できなかったので、温泉を満喫しようと６時間コースで「羅しゅう」にステイしました。

デイユースの温泉旅館が少なくなる中、６時間で寝具まで利用可能なのは貴重な存在です。
おかげで、風呂に入っては休みを繰り返し平山の美肌温泉を満喫できました。泉質はぬるめで夏でもゆっくり浸かれ、芯から温まります。ただ、黒川ほどのツルツル感は味わえませんでした。肌と泉質の相性もあるとは思いますが・・・。
料理もデイユースの懐石としては十分。美味しく頂きました。

ただ、露天風呂が残念。テーブルが置いてある趣向は面白いのですが、そのおかげで大人二人だと若干狭く感じます。何より残念なのが、囲いの向こうが駐車場…。車の出入りする音、人の話し声。満喫気分に水を差します。せめて庭側に露天があれば良いのですが。黒川などと違い市街地に近い所にあるため、自然の景観を望めないのは分かりますがもう一工夫ほしい所です。

他サイトの口コミを見ても思いましたが、このお宿に関わらず平山温泉の旅館自体コスパが悪いように思います。デイユース・宿泊を見ても黒川の露天付き離れの方がコスパが良いです。ただ、山奥にあるわけでなく高速からのアクセスも良いので行きやすい場所ではあります。したがって、立ち寄り湯だけで利用した方が良いと思いました。

せっかく良い泉質の温泉地なので、全体的にきめ細やかな工夫がほしいと思いました。

昨年の初来訪以来、すっかり黒川にはまり日帰り立ち寄りで何度か訪れてます。

山みず木は立ち寄り湯で三度訪れましたが、今回念願かなって宿泊。Dタイプの露天風呂小屋付きの「丹楓」です。
部屋の露天風呂は庭の湯小屋の中にあり、渓流が望めます。大浴場よりも湯の花の量が多く、泉質の良さが伺えます。大浴場も相変わらず良い。ただお気に入りの内湯大浴場（檜風呂）が給水トラブルで使えず、１０月にオープンした隣の深山山荘の内湯につかりました。

お風呂は本当に良かったのですが、旅館のもう一つの顔である料理が残念でした。
半個室の食事処に行くと、前菜と「刺身」がセッティングしてありました。暖房が効いた部屋に刺身が放置されているのは解せません。温まって新鮮さが損なわれます。

馬刺し付きのコースを予約しましたが、馬刺しも薄い赤身のみでタテガミなど他の部位はありませんでした。他にもいろんな料理が出てきましたが、感動がありませんでした。唯一、土瓶蒸しは美味しかったです。料理に関しては一昨年訪れたすぐ近くにある露天付き離れの宿とは比べ物にならない凡庸さで量も少なかったです。（料金はほとんど変わりませんが）。

ハード面が素晴らしいだけにそれ以外が残念でなりません。大浴場だけであれば、温泉手形で入れます。総合的に考えると宿泊の必要はないかもしれません。

他サイトの口コミではアジア系のツアー客が多いとの事でしたが、その通りでした。食事処でも風呂場でも日本語があまり聞こえませんでした。

ビレッジゾーンに泊まりましたが、部屋の中は意外と綺麗でした。外観やトイレなど老朽化が進んでる感は否めません。部屋の目の前が巡回バスのバス停だったのは便利でした。

食事は洋食を選びましたが、可もなく不可もなく普通。朝食のバイキングも普通。
温泉は論外。温泉というより健康ランドです。バスクリンで色づけされた湯船の多さには愕然としました。イルミネーションもところどころ電球が切れていたり、イメージとは違いました。

パートナーはマグマクレイスパ（女性専用）が気に入った様子で、宿泊日当日と翌日午前中と二回利用していました。確かに肌がすっきりすべすべになったようです。

パートナーがクレイスパに行っている間に一人でぷらぷらしましたが、特筆すべき施設もなく暇を持て余しました。ただ、子供が遊ぶ場所は色々あるようなので、お子様連れには良いかもしれません。