期待していただけに残念。今まで泊まってきた宿が良かった事を再確認しました。

天使の梯子Bに宿泊。今まで山の露天客室が続いたため、今回は海側の宿にしました。

この判断が間違いでした。黒川にしとけば良かった。

確かに松島の綺麗な夕日は拝めましたが、それだけでした。　

部屋は凝った調度品が良いのですが、二人で泊まる部屋なのに、テラスに椅子は一つだけ。
バスタオルが一人２セットあるのは良いが、フェイスタオルはホテル竜宮の使い込まれたペラペラタオル。細かいラグジュアリー感が足りない感がありました。

料理は並。海産物を楽しみにしてましたが、刺身は量もさほどなく鮮度も普通。以前宿泊した黒川H亭（一泊五万）で食べた天草産の刺身の方が美味しかった。（H亭は毎朝天草から魚を取り寄せてると言ってました。僕はその天草で刺身を食べてるはずなのですが…。）
伊勢エビとアワビの鉄板焼は味は良かったが、伊勢エビは一匹を半分にしたものを二人で分ける形…少ないです。
極め付けは阿蘇赤牛のステーキ。阿蘇で数々赤牛を食してきたが、ここまで硬く脂っぽい赤牛は始めて。赤牛かどうかも疑う感じでした。食べて少し気分が悪くなりました。

朝食は部屋食ですが、至って普通。小さい干物を食べた瞬間、九重のN（一泊三万）のプリプリの干物の方が美味しかった事を思い出す。

こちらの宿に関わらず、天草は食事処やカフェなども値段が高く、いわゆる観光客料金で運営されてる感じがしました。また、空き店舗が目立ったり潰れかけの水族館など、寂れてる感は否めません。

温泉は温泉組合の循環掛け流しとのことで、初めから期待してませんでしたが、一泊六万の宿でないと感じるばかりです。これで一泊四万台なら、ここまで厳しくは書きません。

当初はさらに料金の高い系列の天空の舟とも迷いましたが、行かなくて良かった。天草の風景を楽しむなら、さらさ館で十分です。

今まで自分が泊まってきた宿が良心的であることを再確認しました。良い勉強になりました。

クチコミ投稿日：2015/10/25