よっしーさんのクチコミ全2件

今回の旅では、『フェズ⇒メルズーガ⇒マラケシュ⇒エッサウィラの３区間』については、モロッコ国鉄(ＯＮＣＦ)が運営しているスープラトゥールバスを利用しました。
スープラトゥールバスは、日本で言うならJRバスみたいな感じかもしれません。
車内設備は割合しっかりしているし、結構きれいな感じでもありましたが、トイレ付き車両はほとんどなく、荷物をトランクルームに預ける場合には、荷物一つにつき別途５ディルハム(約６０円)をしっかり取られました。
途中休憩もあるにはありますが、トイレ無しの割りには休憩が異様に少なかったでした。
しかし、どうしても…と言う時には、運転手に『トイレ…』と言えば、適当な場所で停めてくれます。
私が見た限りでは、モロッコのバスでトイレ付き車両は、マラケシュ⇒エッサウィラの３列シート車(マラケシュ０９:００出発)しかなかったです。
ただ、風光明媚な場所を通ることが多いので、飽きないバス旅でした。

マラケシュは、モロッコ旅行では絶対に外せない場所で、私はマラケシュの安宿に３泊滞在しました。
マラケシュのメイン観光地であるジャマエルフナ広場はとにかく人だらけで、毎日がお祭りみたいで、基本的には楽しくて飽きない場所ではありますが、一つだけ嫌な思いをしてしまいました。
モロッコは、世界三大ウザい国の一つに挙げられていることで有名ですが、まさにウザいと言うか、ムカつく出来事だったので、挙げさせていただきます。
夕食をとろうと、宿からフナ広場に着いたときに、せっかくだから家屋型のレストランでなく、一回は屋台食堂で食べてみるのも良いかな？！と思ったのが運のつき…と言った感じで、キャッチの掛け声に釣られて入った屋台食堂でチキンタジン４０ディルハム(約４５０円)なのを確認してオーダーしたら、チキンのみならず野菜たっぷりで出てきたので、当たり前の様に平らげた後で、イザ勘定…となると、何と『７０ディルハム(約８００円)！』と抜かして来ました。
私は勿論納得いかなかったので、『なぜ７０ディルハムなの？！』と問いただしたら、『野菜が入っているから＋３０ディルハム…』と言って来たので、『そんなの聞いてない！』と言いたかったが、彼らのことなので水掛け論になるのは間違いないから、かなり不愉快な思いで、この屋台食堂を速やかに引き上げた。
引き上げる際に、あちらは何も悪びれるわけでもなく『good？！』と抜かしてきたので、私は『NO good！』と捨て台詞を吐いて、足早に屋台食堂エリアから抜け出しました。
屋台には必ずあるナンバーを控えておけばよかった…と悔やむ思いになりました。
やはり、特にマラケシュでは、フナ広場で食事する場合は、屋台食堂ではなく固定の家屋型食堂が一番安い上にボリュームある様な印象を強く受けました。