ジャカルタMRT
- 2.0
- 旅行時期:2025/08(約4ヶ月前)
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by HGLさん(男性)
ジャカルタ クチコミ:5件
スカルノハッタ空港からの空港鉄道(東京でいう成田エクスプレスや京成スカイライナー)が到着するBNI City駅近くに宿を取り、そこから徒歩3-4分の所にDukuh Atasという駅があったので試しに乗ってみることにしました。
残念ですが、東京や大阪で日頃電車を利用している人からすると極めて分かりづらい、使いづらく、日本の感覚で乗車しようとするとほぼ間違いなくトラブルに巻き込まれます。
まず、駅には現金で切符がかえる券売機がありません。MRTを利用する前提が所謂(Suicaのような)ICカードもしくはMRTのスマホアプリが利用できることが前提です。アプリの場合、インドネシアの銀行口座所有が前提になるので旅行者は実質利用できない。一方のICカードも駅で販売してないと言われ、AlfaMartという市内どこにでもあるコンビニでカードを購入、チャージしたうえで駅に来ないといけない(ICカードもかなりの数があり、駅でチャージできるもの、できないものがある)。
改札の横にモニターがあり、そこで切符がかえるように見えるが、それはアプリで乗車駅、降車駅を指定したうえでQRコードを生成、その機械で紙のQRコードを発行するもの。それを知らずにそれが券売機だと思い込み、駅員からICカードがないと乗車できないと言われ抗議したら舌打ちされ渋々画面を操作、QRコードを発行してもらいました。乗車賃は終点まで1駅でRp3,000でしたが、手動で操作したのでRp2,000を手数料として取られ合計Rp5,000(日本円で約45円)でした。
そしてやっと改札に向かい乗車ですがここでもトラブル。日本で見る自動改札と同じような改札の手前に縦型の読み取り機みたいのがあり、どちらを使う変わらず普通の改札にQRコードをかざしたが反応しない。駅員が縦型の方だと教えてくれました。よく見ると日本と同じような位置に読み取り機がある改札にはもう1つ読み取り場所があり、それに縦型の読み取り機の合計3つも読み取り機があり自分のカードがどれに反応するのか覚えておかねばなりません。そして反応速度が極めて遅い。あちこちで読み取り不良が出て、通勤時間帯は出場する人の長蛇の列になります。
そして肝心の電車ですが、日中は10分に1本、夜の20-21時ぐらいからは20分に1本となり、タイミングを逃すとかなりイライラします。
ホームに行くとそこは中国の都市部で見たようなレイアウトそのままでした。2025年8月現在は総じて特に決済系が非常に使いづらく複雑でわかりづらく旅行者には極めて不親切な設計となっていますので利用は中心部の数駅にとどめておくことをお勧めします。
- 施設の満足度
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2.0
- 利用目的:
- 市内・近距離
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- コスト的には良好、ただし・・・
- 利便性:
- 1.5
- 旅行者には極めて使いにくいシステム
クチコミ投稿日:2025/08/29
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