日本の技術、日本の車両etcetc、すべて日本によって導入された地下鉄なんだとか...(地下鉄/ジャカルタ/インドネシア)
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- 旅行時期:2024/09(約1年前)
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by コタ(Kota)1号さん(非公開)
ジャカルタ クチコミ:35件
24年振りのジャカルタ訪問で、スルタン(旧ヒルトン)ホテルに宿泊していたのだが、
ラグーンタワー側から外に出て、スナヤン広場を抜けスディルマン通りに出たところに「地下鉄の入口(ISTORA駅)」があった。
私がこの地にいた頃には、外国人や旅行者がタクシー以外に使える公共交通機関が無く、自家用車がないとなかなか移動しづらい非常に不便だったこのジャカルタで(車に乗ってもめちゃくちゃ混雑しているし…)、
今は、『BRT(バス)』やら『MRT(地下鉄)』ができ、本当に移動が簡単になった。
この地下鉄は、どうやら日本の支援によるものらしく、2019年3月に初の「南北線」区間が開業したんだとか…まだ、新しいんかい!?
建設、運行、メンテは日本が分担し、運営はインドネシアによるものなんだそう。
「すべてが準日本製」の地下鉄輸出は東南アジア初なんだとか。
地下に降りてみると、バンコクもシンガポールもびっくりなぐらい冷房がガンガンと効いた、綺麗で美しい地下鉄駅があった。
最初は切符の買い方が分からず、駅員のお姉さんに聞いたところ、笑顔付きの綺麗な英語でハキハキと教えてくれた。
インドネシア人も随分、ちゃんとしてきたなぁぁ…
昔は、動物っぽい人(特に男性)が沢山いたのに…四半世紀も経つと、随分と変わるもんだなぁぁ…と、一人感動。
フォームに出ると、「ブロックM」という駅があるのにも感動した。
あの歓楽街まで、こんな綺麗な電車で行けるようになってしまう時代かぁ…感無量…
話は脱線するのだが、そう言えば、私が今住んでいるバンコクも、昔は大人の遊び場だったパッポンやタニヤ、それどころか、ナナやソイカウボイまでBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)で通えるようになってしまっている。
あのテーメーカフェですら電車から見える時代、その前をスーツを着たビジネスマンやビジネスウーマン達が闊歩している時代を、当時一体誰が予想していただろうか…
そう考えると「鉄道ってやっぱ偉大!」
延伸した先々に街ができ、どんどん便利になって行く様子が目に見える。
嘗ての日本もそうやって発展してきたんだろうなぁぁ…とか思いを馳せながら、電車の外を見ていると、いつの間にかこの「地下鉄」は途中から外に出て高架線の上を走るスカイトレインになってしまった…あゝ、この方が車内も明るいし、ジャカルタの街の様子も見えて、いいなぁぁ…これ!
そうこうしているうちに「ブロックM駅」に到着。
あゝ、あのブロックMに電車が通る時代かぁぁ…感無量…
で、しかも駅はなんと「ブロックMプラザ」に直結。
私がこの地で仕事をしていた頃にちょうど改装され綺麗になった「ブロックMプラザ」…私はブロックMのカラオケに直通だったので、ブロックMプラザに来ることは少なかったが、当時は日本人のいる美容院とかあった事を思い出す(後にその日本人オーナーの女性が従業員に痴話喧嘩で殺されてしまい、話題になっていた事を思い出す…インドネシア人の叱り方は本当に注意…)。
さて、ここで降りて、懐かしの「ブロックM」や「メラウェイ地区」「パングリマポリム」なんかをうろついて、ノスタルジーに浸って、暫く時間を潰す事にした。
PS)なお、あのJL.ファトマワティは、この電車の高架線が上に走るため、真っ暗の狭い道に変貌しておりますた...
以上
- 施設の満足度
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5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 利便性:
- 5.0
クチコミ投稿日:2024/11/01
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