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ドイツ屈指の芸術の都ミュンヘン、極めつけの絵画の殿堂

  • 5.0
  • 旅行時期:2021/05(約2ヶ月前)
ごーふぁーさん

by ごーふぁーさん(男性)

ミュンヘン クチコミ:25件

この美術館を目的としてミュンヘンに訪れる方も多いのではないだろうか。やはりドイツ屈指の芸術の都ミュンヘンだけあって、収蔵する作品は豪華そのもの。大戦を経てよく残ったと思わせる逸品も多く、数十年ぶりの再訪を楽しみにしていた。

・見逃せないデューラー作品と彼の 『ネーデルラント旅日記 』(岩波文庫)
この美術館の画集などでトップ扱いになることも多いデューラーはここを訪れたら見逃せない。イタリアやネーデルランドの絵画も多い美術館ながら、やはりドイツの美術館としてはそのアイデンティティを示す必要がある。そのせいもあってか、マクシミリアン1世はデューラーに目がなく、神聖ローマ皇帝でプラハに素晴らしい芸術基盤をつくったルドルフ2世と常に競り合ってきた。アルテピナコテークの『4人の司祭』も逸品だが、印象的なのは『自画像』(1500年)である。当時正面を見すえた自画像を描くなどありえなく、正面を見すえた顔はキリストを描く時に限られていたそうだ。その範を破っての強い自負が感じられる作品である。

デューラーは後に『ネーデルラント旅日記 』(岩波文庫)と言う興味深い日記を残している。旅日記の体裁をとっているが、実際は旅のこづかい帳。人気画家の彼は大名旅行のような旅をおこなったようで、その日その日の支出を事細かに記載してある。そして、その旅の目的は王様への年金再受給の懇願というのだから面白い。しかも、年金をもらいにいくはずなのに、旅ではえらい散財ぶりなのだ。それ故に、主目的は年金受給ではないのであろう、と訳者はあと書きで綴っている。したたかな彼の裏目的は異国の画家たちとのネットワーク作りだったのであろう、と。

1521年5月17日
1521年の精霊降臨節の前の金曜日、アントウェルペンの私の許に、マルティン・ルッターが陰謀によって逮捕されたとの報せが入った。

1520年8月
アントウェルペンの聖母教会は巨大で、多くのミサを同時に互いに邪魔することなく歌うことができる。そして華麗な祭壇が寄進されている。そこにはそれ以上のものはない最良の音楽家たちが傭われている。

こうした記述から当時の雰囲気を味わえるのもよいし、翻訳された方は趣味的に翻訳したとのことで、どこかほのぼの感があるのもよい。内容も興味深いこと請合いであり、デューラーの画を楽しむ前に一読してもよい。尚、内容をより良く理解する為には、あとがきの解説と地図から読むことを推奨する。

・盛り沢山のオランダやフランドルの絵画 イタリアの名画たち
旅の都度、追いかけているブリューゲルは、貴重な作品にもかかわらず美術館のメインストリートの展示ではないので驚いた。お目当てのブリューゲル作「怠け者の天国」は裏側回廊に寂しげに展示されている。

この画は当時の各階層の御仁が楽園で怠惰と飽食を楽しむ様を描いている。ゆで卵や焼き豚が食器を添えて周囲を駆け巡ったり、柵はソーセージ、屋根にはパイが並びそれが落ちてくるのを下で寝そべって待つ兵士とユーモラスな名品なの見逃さないようにしたい。

詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/munchen-munich-artmuseum-1/

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
観光の所要時間:
2日以上
アクセス:
5.0
コストパフォーマンス:
5.0
人混みの少なさ:
4.0
展示内容:
5.0

クチコミ投稿日:2021/05/04

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