ミュンスターの聖パウロ大聖堂には二つの目玉がある:もう一つは1540年製の天体時計である。
- 5.0
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ミュンスター クチコミ:7件
<三十年戦争の講和条約締結地のミュンスターの町を一日観光>
第10日:2016年10月23日(日)9km、午前は曇天、午後は晴れ、寒い朝3.5~9.5℃
見るべきものとしては聖パウロ大聖堂の二つの目玉、即ち一つは宝物館・・・先に説明した、残るもう一つは1540年製の天体時計である。
<1540年製の天体時計>
12:40~12:55
見るべきとされているのは天体時計で、技術的にも美術的にも驚異の作品と云われる。
1540年製の天体時計は高さ7.8m、幅4.1mの大きなもので、上部に座した聖母子を中心に左にラッパを吹く者、鐘を鳴らす者、右に大きな鎌を持ち背に翼がある者、更に矢を持つ骸骨が鐘を鳴らしている人形がある。
窓にはその光景を見る人々の絵、10個の鐘と仕掛け、中部に天体時計、下部に暦がある三段階のもので、12:45頃になると、係のような方が来て、内部に入りスタートさせた。
時間が来ると仕掛けが動き出し、右の扉から、従者のような者が先導し、Heiligen Drei Koenige東方の三博士が順に出てくる。聖母子の前をぐるりと動き、左の扉に消えていく。それを2度繰り返した。
それは最初がMorgenstern暁の明星・Venus金星(アンティークな星形)が、時計の上部(王宮のような建物の屋根)に現れ、この星の動きに合わせて人形は動いて行くようだった。次はAbendstern宵の明星・Mars火星が出現し、これに合わせ同じ人形が同じように一周したのだった。5分もしない時間だった記憶がある。
仕掛け時計は1日に1回、正午(夏時間表示ではない)のみ、仕掛けが動き出す。
幸い、私共もその時間に時計前に居合わせた。多くの観光客、参拝者はこの日一度の見せ場を見て喜び、動き出した時はオー!と歓声が上がった。
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- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/11/08
いいね!:6票
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