ミュンスター:聖ランベルティ教会の塔と三つの鉄籠は宗教戦争の恐ろしさを伝えている。
- 4.0
- 旅行時期:2016/10(約8年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ミュンスター クチコミ:7件
2016年ドイツの秋:ライン・モーゼル・アール・ミュンスターラントの旅
2016年10月14日(金)~10月28日(金)15日間
第10日:10月23日(日)
≪St. Lamberti-Kirche聖ランベルティ教会の塔と三つの鉄籠(叛徒の籠)≫
Lambertikirchplatz
http://www.st-lamberti.de/de/
昼食の後、やってきたのは聖ランベルティ教会(開館:9時~19時)です。
聖ランベルティ教会は1375年から1450年の間に建てられた。
この教会の塔にはなんと今でも塔の番人がいて、毎晩角笛を吹いて火事注意を呼びかけると云う。
ランベルティ教会にはその塔の先に三つの鉄籠が吊られているが、そこには16世紀の半ばに洗礼派扇動者(ミュンスターの反乱)三人の遺体が入れられていたそうだ。
宗教改革の頃、1534年ミュンスターの町を一時新教派の再洗礼派が支配した。これを旧教派のカトリックの軍隊が攻め再洗礼派の首謀者を処刑し、見せしめのためこの檻に入れて教会の塔に吊るし晒した。
鉄籠が何処にあるか分からないので、教会の小母さんに聞いてみると、親切にも売り物の小冊子のページを開き「ここにあるよ」と指さしてくれた。
「この小冊子2冊を貸してあげるから、持って外に出て見てごらん」と言う。
有りがたいことに直ぐ分かった。
小冊子を戻しに行くと、嬉しいことに教会の絵葉書1枚を頂戴してしまった。
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- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/10/11
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