イル・ド・フランス西部地域に位置する
■ル・ポール・マルリー Le Port-Marl...
続きを読むy
■マルリー・ル・ロワ Marly-le-Roi
■ルーヴシエンヌ Louveciennes
■ブージヴァル Bougival
■クロワジ―・シュル・セーヌ Croissy-sur-Seine
■シャトゥー Chatou
は、印象派の画家達が住み描いたことで有名なエリア。
そんなわけで、地元の観光局でも
” 印象派の道 Chemin des Impressionnistes ”
” 印象派の故郷 Le Pays des Impressionnistes ”
などと題してアピールされています。
シスレー/ピサロ/モネ/ルノワール等が描いた場所に
それぞれ 《絵画の案内板》 が立てられており、
これをみつけながら歩くのがなかなか楽しい!のです。
当時の雰囲気を今も感じられる地点ではさらに嬉しかったり・・
私は、シスレーやピサロの描いた風景に逢いたくて
マルリー・ル・ロワ駅~ルーヴシエンヌ~ブージヴァル
~ポール・マルリー ☆ という順で巡ってみました。
(参考: 地図1・地図2)
(ポール・マルリーからは、RATPバス258に乗り、
サン・ジェルマン・アン・レーへ、散策後、RERでパリへ。)
私が歩いた当時、この区間 ☆ には
15個の印象派絵画の案内板が紹介されていました。
特に、オルセー美術館所蔵の
ピサロ 1872 「ヴォワザン村の入口」
シスレー 1873 「マシンの道、ルーヴシエンヌ」
シスレー 1876 「ポール・マルリーの洪水」
などの地点では、
絵が描かれた当時の雰囲気がよく残っている感じがしました!
行ってみると分かるのですが、
特にシスレーが住んだマルリー・ル・ロワやルーヴシエンヌは
地形に特徴があり、セーヌ川からグイッと谷を登った上に
ルーヴシエンヌの町が広がり、さらに少しづつ坂を上り、
マルリー・ル・ロワのマルリー公園やマルリーの森に繋がる感じ。
かつてのマルリー宮殿がこの地にあったのが理解できる気がします。
ルイ14世が、ヴェルサイユ宮殿よりも親しみが感じられ、
個人的な楽しみを追求できる場所が、マルリー城だったそうです。
(現在、ヴェルサイユ宮殿のすぐ北にマルリー公園が位置します。)
かつては、ブージヴァルのセーヌ川沿いの「マルリーの機械」
から「ルーヴシエンヌ水道橋」でマルリー宮やヴェルサイユ宮
に水を送っていたくらいですから、起伏のある土地なのです。
というわけで、もしこの辺りを歩く際の ◎注意◎ をするならば・・
ルーヴシエンヌからセーヌに下るルートはまだ良い?ですが
(それでも雨の後など濡れる急坂道を下るのは滑りやすい!)
ここの急坂道を逆に上るルートはかなりキツイかと思います。
ともかく、印象派絵画、宮廷文化、文学などなど・・
様々な意味で、興味ある方には面白いエリアだと思います!
◆添付写真 地図1: イル・ド・フランス西部界隈
A サン・ジェルマン・アン・レー(城)
B ル・ポール・マルリー(印象派、モンテクリスト城)
C マルリー・ル・ロワ(印象派)
D ルーヴシエンヌ(印象派)
E ブージヴァル(印象派)
F クロワジ―・シュル・セーヌ(印象派)
G シャトゥー(印象派)
H リュエイユ・マルメゾン(マルメゾン城)
I ヴェルサイユ(宮殿)
◆添付写真 地図2: お散歩MAP @Google Maps!
http://goo.gl/maps/Y1iEs
◆4travel関連クチコミ
ルーヴシエンヌ水道橋 http://bit.ly/14khBs8
マダム・デュ・バリー城 http://bit.ly/1c20Wwd
マルリー公園 http://bit.ly/184x8cM
* Le Port-Marly の Rue Jean Jaures と Rue de Paris の
角の建物が、シスレー「ポール・マルリーの洪水」の場所です。
閉じる
投稿日:2013/08/05