マドリッドからリスボンまでの移動で利用しました。
夜10時頃出発して朝7~8時台に到着するので、時間を有効に活用できます...
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グランクラス、個室寝台、2等寝台と2等座席があります。予算の都合で2等座席を選択…列車はスペイン側のrenfeが担当しているようで、チケットは方向にかかわらずrenfeのサイトで予約・購入できます(英語可)今回は早めに予約したので、27.2ユーロで買えました。チケットにはTRENHOTEL00332と書いてあるだけで、Lusitaniaという名前は書いてありません。
当日マドリッド、チャマルティン駅に行ってみると、改札口はなく、案内板を見て直接ホームへ。2等(Turista)のはずが、指定の9号車は1等(Preferente)の車両になっています。そして予約の時に座席表を見て01A席を指定していたのですが、車内の席番号は01,02,03と数字だけです…スペイン人の友だちが見送りに来てくれていたので、車掌さんらしき人に聞いてくれましたが、とりあえず車両はここで間違いないと…そして2+1配列の1のほう、03番の席に座ってくれとのことです。なんとなくスッキリしませんでしたが、一応同じ車両の人全員に席が割り当てられて、無事出発しました。一人がけの座席は大きくてそれなりに快適。これはラッキーだったのかと思い、早々と寝ていました。ところが…
たぶん国境を越えてすぐじゃないかと思いますが、ポルトガル鉄道CPの車掌が来て、寝ている乗客をひとりずつ起こしています。何かあったのかのと思ったら、切符を見せろと…夜中の3時に(苦笑)それだけでもかなりひどいと思いますが、さらに君の席はここじゃないと…しかしここが正しい席だという場所には別の人が座っているため、車掌が主張する席に移動するためにはドミノ倒し的に多くの人が移動しなければなりません。そのため車内は騒然と…そのうち誰かが車掌に何か言うと、もういい、みたいな感じで去って行きました…
列車はその後何事もなかったかのように定刻にオリエンテ駅を経由して終点のサンタ・アポロニア駅に到着しました。
この日だけたまたまそうだったのか、いつも同じようなことが繰り返されているのかわかりませんが、renfeがきちんと席をアサインし直さなかったのが悪いのか、CPの車掌があまりにも状況判断力がなさ過ぎるのか…? とにかく乗客にとっては迷惑な話です。寝台車はまた違うのかもしれませんが、座席車を利用されるなら一応こんなことがあるかもと覚悟しておいたほうがいいのかもしれません…
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投稿日:2014/10/21