2017年11月24日深夜、四年ぶりにアテネ空港に到着。オモニア駅近くのホテルまで行こうと、PM11.40頃、地下鉄・シン...
続きを読むタグマ駅で乗り換えの際、上着の外ポケットに入れていたスマホをものの見事に盗まれた。肩がぶつかるなどの接触は全く無く、オモニア駅を降り、地図を見ようとして気が付いた。( 車内では途中駅ごとに英語で注意放送が繰り返されていた。)
盗まれたスマホは、11月13日購入したばかりのエクスペリアXZsで、紛失故障保険付き。今年5月発売なので乗り換えの割引があり、さらに在庫処分のショップ割引のためか本体価格ゼロ、通信料月額3.000円弱(1年後から1,000円アップ)
もちろん旅行初日のスマホ盗難は初めて。ノートパソコンがあるので旅行計画及び手配などに支障はないが、移動中WiFiで地図が見れないと思うと気になる。日本語ガイドブックも携帯電話もなかった時代には全く問題なく放浪していたが、やはり便利なものになれてしまうと、無いと旅がまずくなる。
1 早速、翌25日アートホテルアテネのミランダさん(元日本語通訳)に教えらてもい、クラスィノモス広場の北側にあるツーリストポリスで「LOSS DECLARATION」に所定事項(父親、母親の名前、旅券番号、滞在ホテル名など)を記載し、証明をもらう。
2 AUにネット上から停止手続きをし、また日本の自宅へ代替スマホを送るよう手配した。
LOSS証明の写真をメールで家族に送り、AUからの処理手続問い合わせに備えたが、こちらからのAUHP上申告のみで紛失保険契約通りに直ちに実行され、自宅には同一機種同色の代替品は27日到着した。
ギリシャ在住18年の知人(今年10月に日本国内で会ったことがあり、現在子供の教育のためピレウス在住)によると、日本からアテネへは5日乃至一週間で到着するという。今回ギリシャ旅行は五週間を予定しているので、自宅へ連絡し、代替品に乗り替え前のドコモのエクスペリアから旧データをコピーした上、定宿としたアートホテルアテネへ、11月28日発送してもらった。
3 ミランダさんは、今アテネはブラックフライデーとかでセール中、シンプルな携帯は30ユーロ位からあるという。
27日、知人に同行してもらい、シンタグマ広場に面したスマホ量販店パブリックに赴いた。
90ユーロの新品4Gスマホ(値引き前139ユーロ)を購入し(新品最安値は59ユーロから)、すぐ近くのCOSMOTEの店で、プリペイドSIM(1か月有効、ギリシャ国内200分電話無料、WiFi有効、インターネット1ギガ)を14ユーロで購入(二週間の場合は10ユーロ)。日本に帰ったら、家人のガラケーを格安シム付きスマホに移行してもよいと考えた。
SIMはシンタグマやオモニアのメトロ出口の路上で、ボーダフォンの赤いパーカーを着た人たちが10ユーロ(30日、6.5ギガデータモバイル、100分ギリシャ国内無料通話)で売っていた。聞くとギリシャの人達はほとんど、契約ではなく、プリペイドで使うとのこと。
知人に日本語などの言語設定をしてもらった上、早速差し当たって必要なアプリをインストールした。(LINE レイルプランナー、ホテルズドットコム、PDFアプリ) 。
「MSL」は、日本語表示できるが、日本語キーボードは無く、メールは日本語を読めるが、こちらがからはアルファベット表示となる。家族ともLINEで電話したり、孫のお遊戯の動画も見えた。ギリシャ国内には200分間電話無料、SMSでボーデイングパスが表示でき、1RAMなので地図などのアプリの立ち上がりが遅いが、旅には支障がない。
12月6日グーグルから、不審な端末から私のパスワードがスパルタで使用されているとの警告があり、パスワードを変更した。(12月1日にアテネで使用されているとの恵警告もあったが、購入した格安スマホを利用したものと、気が付かなかった。)
4 ①当初AUに機種変更代(乗り換え割引分全額の支払い)がかかると勘違いしていたので、旅行保険(OFF)に対しAUへの返済分のみ問い合わせをしたが、今考えると、こちらで代替品を買えばその分保険対象となると思われる。
格安ではなく、紛失品同等のソニー製品を買えばよかったのかな。
あとで契約書を確認したら、盗難は10万円を限度としていた。
② 上記①と考えていたら、OFFから次のような回答があった。(12月5日追記)
記
「ご旅行先にて携帯電話があった件に関し、ご連絡いただきありがとうございます。
今回スマートフォンの盗難との事ですが、新規携帯の費用が対象となるわけではなく、
盗難に遭われたスマートフォンを時価で認定することとなります。
よって必要書類としては
①:AUで購入された際の売買契約証明
②:現地でのポリスレポート
および当社から発送する
③:保険金請求書
④:盗難品申告書 」
5 ①今日12月4日(月)、アテネ税関からホテルへ、スマホの領収書・レシートを提出するよう連絡があった。盗難による代替品で、領収書などあるわけなく提出できないなどの込み入った説明につき、ホテルフロントとの会話はミランダさんに電話通訳してもらい、LOSS証明と保険書のコピーを税関へ送付することとなり、フロントデスクが代行してくれた。
スマホは、来週ホテルに届くという。
② 12月21日追記
①のようにはならず、税関は、あくまで、レシートを要求してきた。
そこで、パスポート、Eチケット、LOSS DECLARATIN、AUとの代替品送付に関するEメール、AUからの今回レシートが無い理由の回答メール、私のアテネに滞在する日程、などをFAXした。
③ 12月20日家族から、「税関で手続き中」から「発送し、保管」となったとの通報があり、その旨アートホテルに連絡し、ホテルから税関に問い合わせした.
結局、179ユーロと引き換えに、本日12月21日午前10時頃、ホテルでパスポートで本人確認の上、受領し、21日から26日までギリシャ語⇔日本語翻訳通話アプリを5日間利用できた。
6 (追記)損害補償の範囲
盗難スマホには、その時点で楽天EDYが4,000円あった。帰国後一週間して、念のため、クレジットからチャージを不能にするようメールしたところ、「削除」していただいた。
残高証明の手続きは全く閉ざされており、もともとOFFの賠償の範囲外だという。
楽天EDYカスタマーセンターから下記の回答があった。
「お問い合わせの件につきまして、Edyのご利用履歴は
お客様ご自身での管理をお願いしていることから、
弊社より残高や利用履歴を開示するサービスは行っておりません。
なお、電子マネー「楽天Edy」は、サービスの仕組み上、紛失・盗難の場合、
残高の補償がございません。
Edyはおサイフケータイの中にあるFeliCaチップ自体にデータが書き込まれ、
Edy番号やEdy残高等を管理しているため、テレホンカード等、プリペイドカードと同じように、
遠隔操作や利用停止のお手続きをおこなうことができません。
何とぞご了承の程宜しくお願いいたします。
お手数ではございますが、何とぞよろしくお願いいたします。」
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投稿日:2017/11/29