2010/10/27 - 2010/11/04
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yamada423さん
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ヴィクトリア&アルバート博物館正面玄関 2010.10.28
VICTORIA AND ALBERT MUSEUM
はじめに
毎年1回出かけている海外旅行は一人旅の撮影旅行が多いのですが、今年は3年ぶりに家族で行くことになりました。行き先は家族の希望にしたがって、ヴィクトリア&アルバート博物館見学とアフタヌーン・ティーを楽しむためにロンドンと、初めてのルーブル美術館見学にパリです。
2010年10月28日
ロンドンのパディントン駅では地下のチケット売り場でロンドン滞在中に利用する地下鉄のプリペード・カードであるオイスター・カード(ロンドンのSUICA)を買った。デポジット3ポンドを含めて20ポンド(17ポンド利用可能)。これだと1回1.5(Zone 1)だが、1回券だと4ポンドもするのでかなりお得で使い勝手も良い。
パディントン駅からハイストリー・ケンジントンのCopthorne Tara Hotelへはタクシーで向かった。駅から南下してオクスフォード・ストリートを西に向かい、ケンジントン・パーク沿いに再び南下すると3Kmほどの距離です。
12時前であったがチェックインできたので、すぐに部屋でくつろぐことができて嬉しかった。
午後はお目当てのヴィクトリア&アルバート博物館ヘ。私自身も初めてだったので、彫刻、工芸品、宝石類、古代の建造物、近代ヨーロッパのデザインなど興味深く見て回った。見終わってから中庭のカフェで軽く食事した。
ロンドンの二つめのお目当てはアフタヌーン・ティーです。
博物館のあるサウスケンジントンからお茶の場所があるナイツブリッジまではハイドパーク内の遊歩道を2kmほど歩き、プラタナスの巨木の並木に感心し、緑のフィールドで練習するグループを見かけたり犬の散歩をする人々に会ったりした。
ネットで調べ、旅行雑誌「るるぶ」にも紹介されていたキャピタル・ホテルのティールームはこじんまりした居間風の外が見える一階の部屋で、肝心のアフタヌーン・ティーは三段の皿に盛られたスコーン、ケーキと別皿にサンドイッチというセットだった。
見た目はよかったが味はほどほどで、紅茶が最初から熱くなく、思い余って苦情を言うとポットごと熱いのに替えてくれた。隣の席の現地の夫婦も私たちより前に交換を言いつけていた。お互い顔を見合わせ、ホテルに対する不満を言い合って、少しは気が晴れた。
今までに二度経験したメリディアン・ピカデリーのアフタヌーン・ティーの好印象が忘れられない。
帰りは地下鉄でナイツブリッジからハイストリート・ケンジントンのホテルへ戻った。
部屋でしばらく休んでから、夕食代わりにホテル内のバーでイギリス・ビールとアラカルトで一日の疲れを癒した。おつかれさま。
撮影 CANON EOS40D EF-S 17/85 IS USM yamada423
写真と説明文をひと通り読んだ後、元の画像に拡大してご覧いただくと,
文字や人の表情などがかなり詳細に見られますのでお勧めします。
次の写真へ>> でページが送れます。
現地の日の出・日没時刻はこのクチコミ記事で簡単に調べられます。
http://4travel.jp/overseas/area/europe/france/mont_st_michael/tips/10177076/
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- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ヴィクトリア&アルバート博物館正面全景
世界最大規模の美術・工芸品ギャラリーで500万点のコレクションを誇る。
もともと、ヴィクトリア朝の産業・技術の発展を背景に、イギリスの工芸品やインダストリアルデザインの質を高め、工業の振興を図るための博物館として構想された。こうした、殖産興業・デザイン発展のために博物館を作るという構想は1830年代からサー・ヘンリー・コールらを中心に政府内部にあったものの、その実現はヘンリー・コール自身が立案したロンドン万博成功を待たねばならなかった。製造業の労働者たちにデザインの重要性を啓蒙する教育機関を目指していたため、当初入場料は徴収しなかった。(今も常設展示は無料)
1899年、ヴィクトリア&アルバート博物館と改称。1909年に現在の建物が竣工している -
イチオシ
ヴィクトリア&アルバート博物館正面外観(ファサード)
表紙の写真です。 -
正面玄関上の彫刻
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エントランス・ホールに飾られたシャンデリア
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2000年にガラス彫刻家デイル・チフーリのシャンデリアが設置された。
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彫刻展示場の池で遊ぶ少女。これはマダムタッソーの蝋人形ではありません。
本物の少女です。 -
優雅な壁のレリーフ、彫刻の肉体美と戦い。
見ていて自分が心地良いのか嫌悪感を抱いているのか、分からなくなってしまいます。 -
人類が野獣と戦ってきた歴史を表現しているのか、何かの物語に基づくのか判りません。
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男性の私が見ても美しい肉体美です。
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イチオシ
古代の巨大な柱彫刻。
初めて見る巨大さには、ただただ驚くばかりです。 -
ダビデ像? これを見て自信を取り戻す男性は少なくない?(笑)
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フクロウの彫刻
私の趣味のコレクションはフクロウと羊ですが、いただいてくるわけにはいきません。 -
階段降り口の窓から自然の光が差し込み、雰囲気を和らげています。
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照明の色とカツラの黄葉が見事に融けあってなんとも言えない心地よさです。
「アートと自然との融合」 アートartificial:人工の美 -
階段のステップにもモザイク画がデザインされています。
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窓の外には黄葉を間近にしたカツラの木が茂っています。
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重厚な室内の造りには落ち着きと圧倒される威厳を感じます。
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エメラルドを埋め込んだ金の装飾品
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透明感のあるガラスの首飾り
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イチオシ
これは犬の組体操みたいです。
とてもユーモラスで工芸の大家の雰囲気は感じません。
作者などは見ませんでした。見ても知るわけないですね。 -
ヴィクトリア&アルバート博物館の中庭
ここのカフェでアフタヌーン・ティーに備えて軽く食事をしました。 -
ウィリアム・モリスの花鳥画
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ガラスの花器に挿したアート・フラワー
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藍色に赤が映える絵皿
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藍一色の絵皿
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膨大な陶磁器のコレクション
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圧倒されるほどの陶磁器の展示です。
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可愛い動物の置物もあります。
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透ける天井に並べられた金管楽器のオブジェ
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赤レンガの・・・という表現がぴったりの外観です。
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イチオシ
破風にはTHE FIRST EXHIBITION OF WORKS OF INDUSTRY OF ALL NATIONS(全世界の工業製品の初の展示)の文字が見えます。
多くの国名の中には、下列左端にBRITISH-COLONIES(英国植民地)が見えるところが、かつての大英帝国を象徴しています。
このような発見は写真の解析でないと気がつきません。
画像をクリックして元画像に拡大してご覧ください。 -
シンプルで清潔感のある男子トイレ
優れたデサインです。(展示物ではなく実用です) -
V&A博物館の入り口の案内標識
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行き交う人々の表情は明るい。
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ヴィクトリア&アルバート博物館のほかに科学博物館、自然史博物館、楽器博物館などが並ぶ博物館通の表示 EXHIBITION ROAD S.W.7
S.W.7は地域記号でケンジントンは「南西7区」です。
ロンドンにおける凡その方角が判って大変便利な記号です。 -
これは科学博物館SCIENCE MUSEUMです。
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ロンドン大学 インペリアルカレッジ
ガラスの建物に映っているのはすべて道の向かいの建物です。
中にはタービンなどが展示してありました。 -
ロンドン名物のタクシー「ブラック・キャブ」
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博物館通りのハイドパーク入り口道路
右側通行の中央分離帯なので横断歩道には「左を見よ LOOK LEFT」と書いてあります。皆の視線は左ですね。
日本のように「信号を見て渡りましょう」でないところが面白いです。
自己責任の国です。あくまで車が来るかどうかを自分の目で確かめて渡るのです。信号に従って怪我をして損をするのは自分です。
このように中央分離帯がある横断歩道では、まずLOOK LEFT、次にLOOK RIGHTなので、ぼんやりしているわけには行きません。 -
博物館通りは工事中で車も人も大変そうでした。
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ハイドパーク内の道路は広々していますが、入り口に門があり車はありません。
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巨木の殆どはプラタナスです。
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この遊歩道の中央は馬の道で馬糞に要注意です。
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馬の道でカササギが何かついばんでいます。
カササギは日本では有明海を囲む地域で見られる溜鳥なので初めて見ました。
黒い体の横に白いほぼ円形の模様があるのが特徴でカラス科に属する。
体長は30cmほどで普通のカラスより二回り小さい。
主な生息域はヨーロッパと中国。
モネの絵で雪景色の中でたたずむ「かささぎ」(1869年)はノルマンディー地方のエトルタで描かれた。 -
ハイドパークのパビリオン。
公園事務所、案内所、カフェを兼ねているようです。 -
フィールドではフットボールの練習をしていました。
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ハイドパークの木々も黄葉しています。
静かな秋の午後のひと時。 -
自転車も馬も通ります。注意して走ってください!
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上層階からの物品の出し入れはこのようはクレーン車で行うようです。
ブラック・キャブならぬ白いロンドン・タクシーがやってきました。 -
キャピタル・ホテルでのアフタヌーン・ティー
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3段の皿に盛られたスコーンとケーキ。
別皿のサンドイッチは食べてしまったあとです。
下段はスコーンとジャムとクロテッド・クリーム。
上段はチョコ・パンケーキ。 -
イチオシ
中段の皿は3種類のケーキとパイナップル・ムース・ゼリー
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イチオシ
ナイツブリッジにある老舗有名デパート ハロッズHARRODS
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ハロッズ周辺の賑わい
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今年のロンドンは白のソックスが流行?
アメリカにWhite Soxというプロ野球チームがありますが、Red Soxもありますね。 -
HIGH STREET KENSINTON STATION 駅の入り口はドーム天井になっていて広々しています。
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天井の八角形に合わせて店が配置されています。
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壁の装飾も立派なものです。
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各種の菓子パンが並んだパン屋さん。
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こちらはバゲット専門のUpper Crest。バゲットは2.49ポンドより。水とコーラは2本で2ポンド。店員の笑顔がいいです。
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ケンジントン・ハイストリート側の駅入り口通路
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駅の表示は通路正面にわかりやすく表示されています。
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ケンジントン・ハイストリートに出ると西の空は赤紫に染まっていました。
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駅から300mでコプソーン・タラ・ホテルに着きました。
博物館見学とアフタヌーン・ティーにお付き合いいただきありがとうございました。
見せるだけで、お土産がなくてごめんなさい。 -
参考追加写真
ブログに掲載した白いキャブ(タクシー)がめずらしいとの投稿をいただきましたので、記憶にある前例を探しました。1995年に初めて夫婦でロンドン・パリを旅行した時のものです。(下記URLで旅行記を公開しています)
http://4travel.jp/traveler/810766/album/10465758/
国会議事堂前、ウェストミンスター寺院の横で見かけたものです。白地に新聞を印刷したような模様が入っています。
2012ロンドン・オリンピックの開会式で、これと同じ新聞を印刷した白いタクシーが登場した時、すぐに気づきました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 迷子さん 2010/11/20 00:14:37
- お邪魔します。
- こんにちはです。
3段重ねのアフタヌーンティ♪
まだ一度も経験がありません、憧れます〜。
これだけで、結構お腹が一杯になりそうですね(^_^)
秋のロンドンの町並みも素敵、
お写真の白いロンドンキャブ!初めて見ました。
あのぅ、投票の際に気が付いたんすが・・・
この旅行記のエリアがスコットランドになってます〜?!
- yamada423さん からの返信 2010/11/20 11:32:44
- 白いキャブ
- 迷子さん おはようございます
旅行記をご覧いただき、ご指摘、投票ありがとう。
スコットランドは選択ミスでした。
三段のアフタヌーン・ティーの印象は、旅行記に書いたとおりでした。
最初に体験したメリディアン・ピカデリー・ホテルのオークルーム(最近は土曜だけその部屋らしいです)のほうが良かったです。
昨日19日の他の旅行記ではランガムホテルのがよかったそうですね。
アフタヌーン・ティーはもともと観劇などの前に、軽い食事代わりに食べるものなので、ボリュームはけっこうあります。前後の食事は調節したほうがよいでしょう。
秋の景色は、すでに公開したコッツウォルズ地方のほかに、今日キューガーデンの黄葉を公開しますのでよかったらどうぞ。
白いキャブは確かにめずらしいです。なにしろブラック・キャブがロンドン・タクシーの別称ですから。
私もあまり見かけた記憶はないですが、1995年のアルバムにありましたので参考にブログに追加しておきます。
これからもよろしくお願い致します。 yamada423
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