静かで落ち着くコンパクトな園内 ~ 幣舞公園(花時計)
- 3.5
- 旅行時期:2025/05(約7ヶ月前)
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by 機乗の空論さん(男性)
釧路 クチコミ:52件
釧路市街地のシンボルである花時計の在る斜面一帯は「幣舞公園・花時計」として高台に整備された市民や観光客も利用する憩いのオアシスです。
歴史を紐解けば明治末までは園内の在る高台には釧路支庁や測候所が在っただけで人家も殆ど無く殺風景な台地だったようです。
往時は幣舞橋を渡った所から”支庁裏の坂”と呼ばれた細い踏み分け坂道があっただけ、その後にこの坂の寂しい雰囲気と急勾配から”地獄坂”と言われ、更にこの坂で起きた事件をきっかけに”おサヨの坂”と呼ばれた時代もあったそうです?。
大正2年に旧制釧路中学校の開校と共に、向学心に燃える若者たちの通学路となり、その青雲の志をたたえ活躍を期待して、誰いうとなく”出世坂”と呼ぶようになり、昭和57年に市制施行60周年を記念して出世坂改修事業完成式が行われ今に至ります。
当然ながら大正時代以降は高台に様々な施設や住宅に商店などが建ち並び一般道も整備され、市民公園としても整備されました。
園内で最も象徴的なのが直径10mもある大きな花時計が日本一と言われる急傾斜に設置され、北大通りや幣舞橋から観えるのが釧路のシンボルと成っています。
昭和55年に緑いっぱい市民運動の10周年を記念して、直径10mで長針4m・短針3mで長針と短針を合わせた重量は200kgもありセイコー製だそうです。そして、植え込みは年4回季節ごとの花を入れ替えて四季折々の花が彩られます。
高台からは釧路港や釧路川に釧路市街地を見渡すことができ、特に夕の時間帯は全てを茜色に染めていく世界三大夕日が美しいです。
園内には、松浦武四郎蝦夷地探検像や花を持つ天使像など数多く有ります。また、旧釧路警察署を模したトイレも意外で特徴的です。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 駅から歩いても20分と判り易くて行き易い!
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 米町公園よりも市民率が高くて静かで好い!
- バリアフリー:
- 3.0
- 整備された出世坂を頑張れば辿り着けます!
- 見ごたえ:
- 3.5
- 市内では一番好きな公園です!
クチコミ投稿日:2025/10/14
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