2025年6月末で「週末パス」は取扱終了となり、長らく続いたJR東日本の週末割引商品もなくなります~
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- 旅行時期:2025/04(約9ヶ月前)
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by フロンティアさん(男性)
丸の内・大手町・八重洲 クチコミ:720件
東京と新青森を結ぶJR東日本の高速鉄道路線で、東北・函館方面への旅行の際にはよく利用しています。
そのうち今回は「週末パス」という割引切符についてです。
この週末パス、GW・お盆等の多客期を除く毎週土日の2日間、8,880円で一部を除く山形県・宮城県より南側のJR東日本の鉄道路線の他、福島交通や阿武隈急行等の一部の私鉄の快速列車・普通列車の自由席が何回でも利用し放題(乗り放題)というものです。
また別途、特急券等を購入すれば、新幹線や特急列車にも乗車可能で、東北新幹線の場合、東京~くりこま高原間が利用可能です。
2025年4月12日に週末パスと新幹線の特急券を組み合わせて東京~仙台間を往復しましたが、片道の所定運賃6,050円、往復で12,100円するところを8,880円で利用することができ、3,220円も得しました。
しかも仙台で接続となる在来線もこの週末パスで乗れる(東北本線の場合、小牛田まで有効)為、便利です。
但しJR東日本の紙の切符廃止方針と割引切符縮小定価での利用促進方針により、こちらの「週末パス」、2025年6月29日の日曜日をもって完全に取扱いを終了するかたちになりました。
思えばかなり昔、JR東日本の全線の新幹線や特急等の自由席が16,000円で利用し放題の切符(確か「ウィークエンドフリーきっぷ」という名前だったと思います。)があり、それから18,000円で一部を除く山形県・宮城県以南のJR東日本の新幹線・特急等の自由席が何回でも利用し放題となる「土日きっぷ」に変わり、そして現在の「週末パス」に変わった次第です。
土日きっぷから週末パスへの変更により特急料金部分の利用し放題が無くなり、当時は不便さを感じましたが、今思えば、「週末パス」があっただけでもまだマシだったかもしれません。
2025年7月以降は定価で乗る以外となると、①入手がしにくい「トクだ値」を使う②JRE BANK利用による4割引を使う③JRE POINT特典チケット④自由に行先や利用列車を選べない「どこかにビューン」を使う位しか選択肢がなく、さらについでにどこか移動したい場合、別途、運賃等を払うか、利用エリアが限られた地域限定のフリーきっぷを別途購入する位しかなく、利便性の面からもかなり不便になることが見込まれます。
その為、興味がある方、利用したいと思った方は2025年5月10日~2025年6月29日の間の土日に悔いのないよう是非ご利用してみてください。
発売枚数に制限はなく、「えきねっと」での申込の他、JR東日本の駅のみどりの窓口や指定席券売機でも購入可能なので慌てず安心してお求めいただけます。
但し利用する日当日(日曜日のみを利用する場合、土曜日の購入も不可)の購入は出来ず、金曜日までに購入(えきねっとの場合、金曜日までに申込)する必要がありますので、気をつけてください。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 乗り場へのアクセス:
- 4.5
- 車窓:
- 3.0
クチコミ投稿日:2025/04/23
いいね!:5票
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