SAPICAより紙回数券がお得
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- 旅行時期:2024/09(約1年前)
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by きたきつねツーリストさん(男性)
札幌 クチコミ:2件
2022年10月に札幌地区のローカルICカード「SAPICA」の還元率が、10%から3%に改悪されて以降、札幌市内で地下鉄-バスの乗継割引が有る時以外、紙券を使うのがベストと言う、昔に戻ったような現象が起きています。
紙券からバスカード、ICカードと進化したと思ったら、また中央バスでは紙券を使う事になってしまいましたw
Suica、Kitaca等も使えますが還元は有りません。
VIEWカード→モバイルSuicaチャージ1.5%還元がいい所です。
地下鉄-バス、地下鉄-市電の乗継割引はSAPICA以外のICカードでも適用になります。
バスは札幌市内の特殊区間1区240円、2区270円との乗継に限られます。
市電-バス、バス同士の乗継割引は有りません。
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【2025.2追記】今まで楽天カードでオートチャージの1%も取ってましたが、すでに還元対象外となっている他の電子マネー同様、2025年3月から0%になってしまいました。
手持ちの他のカードも確認してみると、VIEWカードも対象外、
AEONカードはJR東日本全般とSMART ICOCAが400円毎1Pの0.25%ですが、SAPICAは今の所何も書かれてないので200円毎1Pの0.5%。
PayPayカードが200円毎2Pの1%で、除外リストにも無く、交通系電子マネーには寛容なようで公式に「モバイルSuicaチャージでもポイントがもらえる」みたいな記述も有るので、これで行こうかと思います。※カード作成時に何だか入ってしまう「まるごとフラットリボ」は解除してください。使うと月に1%以上の利息が掛かって何にもなりません。
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SAPICA改悪以降、紙券を色々使ってみたので分かる限り書きます。
設定区間、金券式回数券の種類はこのHPで分かりますので、併せてご覧ください。
https://www.chuo-bus.co.jp/marutoku/
回数券の還元率も10%から改悪されましたが、金券式回数券は5%還元(例:240円券10枚、120円券1枚を2400円で販売)なので、SAPICAより2%多いです(1万円乗って200円とか)。
しかし、ターミナルで購入、降りる前に切り取ると言う手間も有りますし、回数券の存在しない区間だと、毎回現金足して、最悪両替とかも有りますし、この手間と比較してSAPICAのままで行く選択も有るでしょう。
但し、差が大きくなるのは以下の場合です。
中央バスでは空知、上川地方(概ね岩見沢以北)がIC未導入の地域です。
紙回数券を持たずにICカードしか無い人は定価で現金払いをするしか無く還元0%になってしまいますが、紙回数券を持ってる人は5%還元で乗る事が出来ます。つまり5対0です。
同じくIC導入の無い、小樽より西の後志地方に有る中央バスの子会社「ニセコバス」でも問題無く使えます。
小樽から余市、倶知安に行こうとしたら、ニセコバス運行でSAPICAが使えない…と言う時に紙回数券が威力を発揮します。
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【2025.12.1追記】外国人利用の多い倶知安ニセコ地区に続き、急行 小樽駅前~ニセコ駅前線にもタッチ決済が導入されました。
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金券式の回数券も窓口によって置いて有る券種が限られています。
例えば小樽は市内均一が240円なので、240円券しか置いていません。
小樽で多区間用に他の券種が欲しければ、札幌、岩見沢、岩内などで買う事になります。
ニセコバスにも回数券が有り、こちらも還元率は約5%ですが、中央バスでは「高速ニセコ号」の小樽~ニセコ、「高速いわない号」の岩内~国富(国道5号線の俱知安方面と岩内方面の分岐点)でしか使えないので、中央バスの回数券を持っていない状態でニセコバスに乗る時ぐらいしか買う事は無いでしょう。車内でも買えます。
ニセコバスの回数券は、30~90円の10円刻みと、100~500円の100円刻みの12種類が有ります。
運転手さんは毎回、最低1冊ずつ持って乗ってるんでしょう。
中央バスと違い全ての運賃に対応しているので、日常利用で乗る区間が固定されていれば、全く現金を足さずに乗り続ける事が出来ます。
410円であれば、300円、50円、60円を買っておけば良い訳です。
200円なら200円10枚+100円1枚ではなく、11枚で2100円と言う、ちょっと変わった売り方です。
券種毎の発売額は写真を参考にしてください。
ニセコバスのHPには回数券の紹介が有りません。
この表を載せれば良いと思いますが…
都市間バスについては、往復券、区間式の回数券が有り、値引き率も高いです。
「往復券」は6%前後の値引き率で設定されています。
少なくとも非予約制路線は(予約制路線は未確認)どちらの方向に使っても良いので、2人で片道と言う使い方も出来ます。
つまり実質「2枚回数券」です。
有効期限も無い(制度・システムの大改編で使えなくなる事は有る)ので、2回目乗る可能性が著しく低い場合以外、買わない選択は無いでしょう。
金券式と違い、買った後に値上げが有ってもそのまま使えるので、そうなるとさらに得が出来ます。
4枚以上の都市間バス用回数券には有効期限が有るので、ご注意ください。
有効期限が付き始める前の回数券を持っている場合は引き続き無期限です。
回数券、往復券を券売機で買うと印字が消える心配が有りますが、1年近く持ってても特に消える気配は有りません。
鉄道乗車券も感熱式でもいつの間にか全く消えなくなりましたし、特に心配する事も無いでしょう。
常備券は基本的に有りますが、窓口に行っても置いてないのか、出したくないのか「券売機で買ってくれ」と言う所が有るので、「往復券」の購入可否経験が有る所を書きます。
札幌~小樽 ○小樽駅前窓口、車内 ×札幌駅前窓口、札幌ターミナル
札幌~岩見沢 ○岩見沢ターミナル窓口(岩見沢駅前)
札幌~旭川 ×札幌、旭川 両窓口 ※旭川で券売機不具合時に常備券入手経験有り
同区間であれば発行会社が違っても使用出来ます。
札幌~旭川、札幌~小樽などですが、例えば札幌~小樽のJRバス運行便で、中央バス発行の往復券、金券式回数券を使う事が出来ます。
但しJR鉄道用のフリー切符でJRバスに乗れる物は、中央バス運行便には乗れません。
都市間バスに金券式回数券を使う事は、どの範囲かはハッキリ言えませんが出来ます。
非予約制で整理券方式の多区間路線なら出来るんではないかと思います。
例えば1500円の区間は、300円券5枚で乗れると言う具合です。
全ての紙券は払い戻しが可能です。使用途中の場合は発売額-減った枚数×普通運賃-手数料です。但し「表紙」が有る物は表紙と繋がっている物に限られます。
※写真は偽造防止の観点から全部が見えないように撮っています
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2024/09/29
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