松虫と鈴虫の出家を描いた掛け軸もけっこうお馴染みのもの
- 4.0
- 旅行時期:2023/06(約3年前)
-
-
by たびたびさん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:329件
安楽寺の通称は、松虫鈴虫寺。これは、建永2年(1207年)、浄土宗に帰依した後鳥羽上皇の女官、松虫と鈴虫を出家させたとして寺の住蓮と安楽が処刑され、師の法然も流罪になるという事件から。浄土宗の勢いが急速に増して、比叡山からもこれをいぶかしむ声が大きくなっていた時期。そうした法難を乗り越えての今に浄土宗に思いを馳せるのもまた一興ではないかと思います。
境内は緑が濃いし、風通しの良い客殿に掛けられた松虫と鈴虫の出家を描いた掛け軸もけっこうお馴染みのもの。公開の日は限られますが、たまあに来て、こうした雰囲気に浸りたくなる。そんな寺だと思います。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2024/05/09
いいね!:1票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する