豊臣秀吉ゆかりの貴重な品々が展示されています。なかでも、豊国祭礼図屏風は当時の様子がうかがえます。
- 5.0
- 旅行時期:2024/02(約2年前)
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by hijunoさん(非公開)
東山・祇園・北白川 クチコミ:29件
1925年に開館した歴史のある博物館です。豊臣秀吉に関しての資料が主に展示されています。
なかでも、1604年に行われた豊国大明神臨時祭の様子を描いた「豊国祭礼図屏風」は当時の京都の様子、人々の様子などが細かく描かかれており、当時の風俗がわかります。
朱塗りの三十三間堂も見えました。
細かくじっくり観ていると、タイムスリップしたような気持になりました。
とても盛大なお祭りであったことがわかります。
入館してすぐ目に入るのが鉄燈籠です。豊臣秀吉の三回忌に奉納されたものです。
作者は秀吉から天下一と称された鋳物師辻与次郎で、その大きさにも美しさにも圧倒されます。
秀吉が使ったといわれる、獏枕も興味深く、桐唐草文蒔絵唐櫃という入れものも美しかったです。
さらに、驚いたのは、秀吉の歯が展示されていたことです。上あごの左奥から2番目の大臼歯だそうで、最後に抜けた歯ではないかといわれています。
その歯は送り状とともに、加藤嘉明に送られたそうです。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2024/02/18
いいね!:3票
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