玄関までの入り口が立派で、切り石の目隠しの屏風岩は、防衛を兼ねていた。
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- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by rinnmamaさん(女性)
知覧・南さつま・日置 クチコミ:7件
パンフレットの案内図を見ながら、そぞろ歩きは気持ち良かったです。
初冬の平日と、下火になってきたとはいえ、まだコロナ禍でしたからか、観光客もまばらで、曇り空(少し小雨あり)でしたので、歩くのには適していました。
ただ、青空の元での庭園見学は、さらに気持ち良いだろうと思いました。
2番目の庭園訪問「は「佐多直忠庭園」
パンフレットにはお庭一面に、枝ぶりも見事な梅が咲いている写真です。
パンフレットの説明によりますと「1741~1744の作庭で、借景は母ヶ岳を望む庭の一遇に石で組まれた築山を設け、その中心部は3,5メートルの立石と枯滝の石組が絶妙な趣を呈し、一幅の墨絵をそのままに表した名園である」
此処も300年以上も前の作庭とは思えない、管理が行き届いていて驚きました。
花は咲いてはいませんでしたが、古木の枝ぶりも見事で端正なお庭でした。
此方の住宅も非公開でしたが、軒先が広い廊下の為、劣化も少ない気がしました。
昔は二ッ家だったようで、案内板に当時の写真がありました。
特に入り口を入りますと、玄関までのアプローチも長く、玄関手前に切り石の目隠しがありました。
パンフレットによりますと「屏風岩とも呼び、防衛を兼ねた造りで、江戸時代中期の武家屋敷の風格を備えている」との説明が添えられていました。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2024/02/02
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