領主に重臣として従えたという家柄の庭園と住居・・
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- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by rinnmamaさん(女性)
知覧・南さつま・日置 クチコミ:7件
亀甲城跡の小山を下りて来たら、最初に見れる庭園です。
7庭園唯一の池泉式庭園で、庭の裏手から湧きだす水を活かしているのだそうです。
知覧式武家屋敷庭園で、唯一の池泉屋敷庭園との事ですが、水が豊富で無いと維持管理が難しいので、裏庭の水源は貴重だったでしょう。
頂いたパンフレットの説明文によりますと「曲線に富んだ池には、奇岩怪石を用いて近景の山や半島を表し、対岸には洞窟を表現した穴石を用いて、水の流動をあらわしている」
庭園の見方を知っている訳ではありませんので、この様に説明書きを読みながら見学すると、何となく見る角度とか雰囲気を味わえて良いなと思いました。
パンフレット説明分には「森家は亀甲城の西麓にあり、領主の重臣として従えた家柄で、住居や土蔵は寛保初年(1741年)に建てられたものである」と記載されています。
約300年前の建物・庭とは思えないほどに、手入れが行き届いていました。
住居内部は見学出来ませんが、廊下・障子戸も綺麗に手入れされていました。
また、NHKの西郷どんのロケ地として使用されたそうで、その時の内部の座敷写真がありました。
その写真で見る限り立派なお座敷で、今でも住まいできそうでした。
玄関も高低差のある2つの入り口が設えてあり、格式高い住宅だった事がうかがえる佇まいでした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2024/02/02
いいね!:5票
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