明治期の技術を今に伝える場所でした。
- 4.0
- 旅行時期:2024/01(約11ヶ月前)
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by hijunoさん(非公開)
三木・小野 クチコミ:18件
1891年明治24年に日本初のサイフォン(噴水管)の橋がイギリス人少将のパーマーによって設計、建設されました。淡河川疎水の一部で、山から谷を通り、川を超えて、さらに向いの山へ水を運ぶ橋でした。明治の時期、とても画期的な事業で、眼鏡橋とよばれています。設計者のパーマーは、日本初の近代水道の横浜市水道の設計や監督をした人物であり、近代水道の父と呼ばれています。
その60年後には約2m下流に鉄筋コンクリート造りのアーチ橋が造られて、今も水を送っているそうです。
その後、御坂サイフォン橋は耐震工事が行われています。100年先まで残るように強化したそうです。
近くの橋にも行ってみました。こちらは木造りですが、趣がありました。美しい川の風景でした。水は今も昔も貴重、明治期から画期的な事業で多くの恩恵がもたらされた橋でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2024/01/20
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