時の流れで景観が少しずつ変化しているそうです。その時の景観を楽しむのがポイントだそうです。
- 4.0
- 旅行時期:2023/11(約2年前)
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by Lily-junjunさん(男性)
上高地 クチコミ:11件
「田代湿原」・「田代池」からは1km、15分ほどで着きました。「大正池」は、大正4年(1915年)「焼岳」の噴火により、噴出した熔岩や泥流によって梓川が堰き止められて一夜にして出現した池です。当時は広大な面積だったことから「梓湖」と言われていたようですが、いつしか「大正池」と呼ばれるようになりました。この池は、昭和の初期以来、発電用の貯水池として利用されていますが、「焼岳」の斜面や、「梓川」の上流から流れ込む土砂によって池は ずいぶん小さくなり、枯れ木も倒れて残りわずかになっています。100年以上経った現在では面積も半分以下にまで小さくなり、立ち枯れの木々もだいぶ減っています。ネイチャーガイドの説明によると枯れ木は4本しか残っておらず、あと何年かすると朽ち果ててしまい、水の中に埋もれてしまうので、貴重な立ち枯れの木を見ることができるということでした。また、「梓川」の上流から流れ来る砂礫や、雨が降るたび「焼岳」の沢から流れ込む土砂が毎年大量に堆積しています。自然のままにしておけば、いずれ大正池は埋まってしまうことが懸念されるので、シーズンも終わりに近づいた11月、大正池に流れ込む土砂を取り除く浚渫作業が行われているそうです。
01_【一口メモ】
⑴ 所在地…〒390-1520 長野県松本市安曇上高地
02_【アクセス】
⑴ 上高地バスターミナルから大正池まで徒歩45分3000m
⑵ 大正池バス停から大正池まで徒歩1分120m
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 5.0
- 大正池バス停から大正池まで徒歩1分120m
- 景観:
- 4.0
- 滅びゆく立ち枯れの木々があと残すところ4本しかありません。
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 上高地の入口なので人はたくさんいます。
クチコミ投稿日:2023/11/25
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