小堀遠州ゆかりの石庭と伏見桃山城から出土した瓦の見学ができます。
- 5.0
- 旅行時期:2023/11(約2年前)
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by hijunoさん(非公開)
伏見 クチコミ:15件
神宮皇后を主祭神として六柱の神を祭っています。安産の神として信仰を集めています。境内から香りの良い水が出て、病を治したといわれ、清和天皇から「御香宮」という名前を下賜されています。徳川頼宣 徳川頼房 徳川義直はこちらの水を産湯として使ったといわれています。今も湧き水があり、水を汲む人もいました。伏見城とも深い関わりがあり、表門はかつて伏見城の大手門でした。拝殿も伏見城の車寄せといわれています。彩色のあでやかな美しい建物です。彫刻の「鯉の瀧のぼり」がみごとです。豊臣秀吉の時代には伏見城中に神社を移築し、伏見城の鬼門除けにしたそうです。伏見城の遺構の石類もあり、希望すると、家紋が入った金箔の瓦などの伏見城から出土した遺物の展示しているところも見学できました。大名屋敷の家紋入りの軒丸瓦や伏見城の鯱の断片や亀甲飾りの瓦などもガラスケースに展示されていました。(社務所のお隣の部屋)また、書院には枯山水の石庭がありますが、こちらは小堀遠州が旧伏見奉行の中に作った庭園を戦後に神社に移築したものです。徳川家光が小堀遠州の庭園を称賛し、5000石を増額、大名クラスに出世したそうです。庭にある大きな手水鉢は1477年と記された珍しいものだそうです。枯山水の美しい石庭でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 見ごたえ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2023/11/10
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