現存する最古の武家屋敷で、薬医門や正面玄関と脇玄関があり、特に、黒塀とのぞき窓が印象的でした。
- 4.0
- 旅行時期:2023/04(約3年前)
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by Lily-junjunさん(男性)
角館 クチコミ:27件
石黒家が最後の武家屋敷の見学となります。「石黒家」は「佐竹北家」に仕え、財政関係の役職に付いていた家柄で、現在は市の「指定史跡」になっています。現在も住居として使い続けていますので、公開エリアは屋敷全体の半分程度しかありませんが、見どころ満載です。嘉永6年(1853年)に現在地に移転したとなっています。「薬医門」には、文化6年(1809年)日付の矢板があり、「薬医門」を入ると「起り破風に懸魚」のついた「正玄関」と「脇玄関」があります。左手にある「正玄関」は、身分の高い人が使用し、家のものは右手にある「脇玄関」を使用していたそうです。母屋は萱葺で庭に築山、巨石、樅の大木、東屋があり、武士の格式を示しながら、簡素なたたずまいを呈しています。明治大正期に増築した蔵を展示室として公開しています。生活用品の展示の他、古文書、鎧兜などの装具などを展示しています。特に、印象的だったのは、道路側には「のぞき窓」を付けた「黒板塀」がめぐらされ、現存する武家住宅の中でも最も古いもので、また、現存する角館の武家屋敷の中で格式が一番高い家柄の屋敷です。また、角館の武家屋敷の中で、 唯一の直系の子孫家族が住み続け、武家について伝承している武家屋敷です。そして、角館の武家屋敷について理解しやすいところでもあります。何故かと言うと、いつでも常駐している親切なスタッフから、この屋敷の特徴などについて、口頭で案内説明を聞いていただくことができるからです。それに加えて、部屋の内部の案内説明は、随時行っており5~10分程度で、料金は入館料金に含まれていますので不要です。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 2.5
- 石黒家は武家屋敷の中で一番遠い所に位置し、JR「角館駅」から徒歩20分ほどかかりますが、途中は見どころ満載です。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 武家屋敷の中で青柳家についで混雑していました。
クチコミ投稿日:2023/10/20
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