建物の広さもさることながら展示品のボリュームも半端ではなく、角館の歴史そのものを見て実感できます。
- 5.0
- 旅行時期:2023/04(約3年前)
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by Lily-junjunさん(男性)
角館 クチコミ:27件
「角館歴史村・青柳家」は、まず、「薬医門」を潜り入村します。この「薬医門」は、「上級武士」にしか許されない重厚で格調高い造りの門で、万延元年(1860年)に藩への功績が認められ、建築するのが特別に許された門です。「薬医門」を潜ると、左手に、「青柳家」のルーツを伝える貴重な鎧、兜等の武具や江戸時代からの文献が収蔵されている「武器蔵」があります。「武器蔵」の中には、「青柳家」の家宝である「六十二間小星兜」、「五輪塔旗印」、藤原高真による「秋田郷土刀」なども収蔵されています。「武器蔵」には、そればかりでなくエキサイティングなコーナーがあります。それは、武士の魂を宿した貴重な「刀」と「片刃槍」を実際に手に取ることができるコーナーです。ワクワクしながら刀を握り、持ち上げてみましたが、やはり思いと言うのが実感でした。貴重な経験ができました。そして、正面には、「青柳家」の「母屋」が軒を構えています。「青柳家母屋」は、約200年前に建造されたものであり、重要文化財に指定されています。建物には様々な工夫が凝らされています。玄関には、厄除けの意味を込めた鬼板や懸魚などが彫られ、座敷内の板欄間にほどこされた家紋の透かし彫り、そして、雪国特有の「廻り縁」などがその最たるものです。「青柳家母屋」から左手、「武器蔵」の後ろには、「解体新書記念館」とそれに関わった「小田野直武」像があります。「解体新書」は、「杉田玄白」、「前野良沢」らが中心となり、ドイツ人医師クルムスの解剖書のオランダ語訳「ターヘル・アナトミア」を翻訳し、安永3年(1774)に出版したものです。「解体新書」の人体解剖図の挿絵を描いたのが「小田野直武」です。何故、一見「青柳家」に関係ないように思われますが、実は、「青柳家」と「小田野直武」は姻戚関係にあり、何度も互いの家の間で養子縁組みや婚姻関係を結んでいたからです。「解体新書記念館」には、「青柳家」と関係の深い「小田野直武」と「解体新書」、その画業について展示してあります。「小田野直武」像の先へ行くと、「青柳八重紅枝垂れ桜」がありました。「青柳八重紅枝垂れ桜」は、農林水産省の認定を受けた、日本に一本しかない珍しい枝垂れ桜の新種だそうで、これも「青柳家」の見どころの一つです。「青柳八重紅枝垂れ桜」の前には、「池泉回遊式庭園」が広がっています。さらに先に進むと「秋田郷土館」があります。1Fには、農村の暮らしぶりを伝える農具などを展示や「イタヤ細工」の実演コーナーもありあす。2Fでは音の世界、戦乱の時代の歴史について学べる展示コーナーがあります。「秋田郷土館」を出て左方向に進み、「池泉回遊式庭園」の小橋を渡ると、「武家道具館」があります。「武家道具館」は、土蔵を利用した展示館です。館内には、当時の武士の生活様式を伝える武家道具や「青柳家」に代々伝わる文献書籍や押絵、焼物、絵皿などが展示してあります。正門方向に向かってその隣には、特別企画展示や歴史衣装体験できる「冩眞館」があります。その先には、「時代体験庵」があります。ちょっと恥ずかしい話ですが、「兜体験」、「籠掻かごかき」などのコーナーがあります。家内と二人で籠を担いでみましたが、重くて肩が痛くなるというのが実感で、昔の駕籠屋さんは、これにお客を乗せて担ぐのだからさぞかし重いだろうなとおもいました。その先には、アンティークミュージアムである「ハイカラ館」があります。2Fがその展示室になっていて、1Fはカフェとショップになっています。そして、最後が毎年9月7日から9日に行われる祭りの「山車」が展示してあります。お祭り開催中はお囃子と踊り子を乗せた18台もの山車が出るそうです。「角館歴史村・青柳家」は、母屋や蔵などの建物、「池泉回遊式庭園」、「青柳八重紅枝垂れ桜」など目を楽しませてくれるばかりでなく、実際に、刀に触れるなど楽しさ満載の名所でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.0
- JR「角館駅」から徒歩19分と若干距離がありますが、街並みや、名所・旧跡を見て回るとあっという間に着きます。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 入村料として大人が500円ですが、展示品は非常に多く得した気分です。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 桜の時期なので、ここは他に比べて混雑していました。
クチコミ投稿日:2023/10/19
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