ダム直下に日本一標高が低い中央分水嶺「谷中分水嶺」があり、ダムの水は日本海に流れ、ダム下の水田の水は瀬戸内海に流れます
- 4.5
- 旅行時期:2023/05(約3年前)
-
-
by kasakayu6149さん(男性)
丹波篠山 クチコミ:3件
栗柄ダムは2013年(平成25年)竣工の重力式コンクリートダム
ダム下は河川維持放流水を利用した発電設備がある程度で大きな施設はありません
そして放流された水は右岸側に大きくオフセットされています
ダム下の流れを右岸側にオフセットする最大の理由は、直ぐ先に日本で最も標高の低い中央分水嶺「谷中分水嶺」があるためです。
栗柄ダムは「滝の尻川」に造られたダムですが、滝の尻川は最終的に由良川に合流し日本海に流れます。
そして分水嶺より東側に「宮田川」が流れ宮田側は最終的に加古川に合流し瀬戸内海に流れます。
「谷中分水嶺」は写真右奥にあり、ダムの水は日本海に注ぎますが、写真の水田の水は瀬戸内海に注ぐかもしれません
「滝の尻川」と「宮田川」の最狭部は僅か150m程しかなく日本でも数か所しかない非常に珍しい地形となっています。更に谷中分水嶺はの標高は1,000mを切っており日本で最も低い中央分水嶺となっています
「栗柄ダム」によって形成されたダム湖は特に名前はありません
前述の通りダム湖の水は由良川を経て日本海に注ぎます
そしてダム下の水田の水は宮田川に注ぎ加古川を経て瀬戸内海に注ぎます
尚、管理事務所はありますが「栗柄ダム」は基本的に無人管理のダム
ダムカードは以下の3つの方法で入手が可能です
①ダムが在る丹波篠山市の市役所で頂く
②ダムを管理する兵庫県丹波土木事務所で頂く
③備付けの用紙を持ち帰り必要事項と返信用封筒等を同封の上郵送で申し込む
何れの方法も訪問した証拠が必要
①②の場合は訪問した写真等、③の場合は備付けの申込用紙が訪問した証となります
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.5
- マイカー訪問での評価
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 平日訪問での評価
- 見ごたえ:
- 4.0
- 日本一標高の低い中央分水嶺「谷中分水嶺」が目の前
クチコミ投稿日:2023/07/21
いいね!:2票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する