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NIPPONIA 播磨福崎蔵書の館に泊まったのですが、この宿は三木家住宅の敷地内でした。

  • 4.0
  • 旅行時期:2023/05(約1年前)
nichiさん

by nichiさん(男性)

神河・姫路北部(塩田) クチコミ:2件

そもそも三木家は、姫路で酒屋を営んでいましたが、姫路藩主の新田開発の呼びかけに応じ、1655年にココに移り住みました。
江戸時代は3代目から8代目まで、姫路藩の大庄屋を務め、地域の発展に大きく貢献した三木家でした。

土日祝だけ開いてます。
無料です。

三木家住宅は、563坪と広く、主屋、副屋、離れ、内蔵、米蔵、酒蔵、角蔵。厩、表門からなっていますが、表門から主屋が三木家住宅として一般に公開されていて、それ以外はNIPPONIA 播磨福崎蔵書の館の施設になっています。

お邪魔すると、初老の笑顔のおじさまがお二人。
無料でガイドをしてくださるそうで、お願いしました。

和室が並んでいますが、の真ん中にある中の間。
ココは、お客様の控えの間だったようですが、ココで面白いのは、武者隠し。
この違い棚の下の部分に壁が外れ、有事の際に奥からココを通って応戦します。
大庄屋と言ってももう武家屋敷ですね。

和室の一番奥の上の間。
姫路藩から大庄屋に任命されたときに増築された部屋です。
明治4年の播但一揆の際、この三木家で蜂起が始まっています。
その時の刀傷も残ってます。

三木家と柳田国男の関係もココで伺いました。
書物など約15,000点を所蔵していた三木家。
柳田国男はここで多くの本と出合ったのですね。

後に柳田国男は、「三木家の四千冊余の蔵書を乱読したことが民俗学の基礎となった」といっているのだとか。。。
10歳から12歳の柳田国男はここで貴重な体験をしていますね。
でも、子供が読むような本ではなかったと思うのですが。。。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)

クチコミ投稿日:2023/06/24

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