２０２３年３月をもって閉じる駅　～　留萌駅

3.0
旅行時期：2022/12（約3年前）

留萌（るもい）クチコミ：3件

ＪＲ留萌本線の終着駅としての役目を担う「ＪＲ留萌駅」は且つては北へ延びる羽幌線や南へ向かう増毛までの留萌本線の分岐駅や他にも天塩炭鉱鉄道・留萌鉄道臨港線が乗り入れする起点駅でもあり且つての構内は広い敷地を持ち留萌港まで長く延びていました。

今でも思い出すのは羽幌線のホームが改札口から長い跨線橋で結ばれた４・５番線ホームだったので乗換え時間が無い時は必死にダッシュ！したことは記憶にありますね！。

しかし、昭和６２年に羽幌線が廃線、平成２８年には増毛までが廃止となり乗り入れする鉄道も全て撤退し現在は深川までの寂しい路線に成りました。

その留萌本線も留萌/石狩沼田間が２０２３年３月でなんと廃止に成ります…、その後は代替えバス輸送とのことで更に３年後には全線が廃止に成ることが決定しました。
ＪＲ各社は赤字路線は切り捨て御免で合理化ばかリを推進して来ました、鉄道は一旦廃線にすると復旧・復興が出来ないと言われるぐらい莫大な労力と資金が必要とされてます。
それ以上に町の衰退が見に観えて加速し周辺の地自体にも大きな負担か掛かると言われます。

今回待合室に設けられた資料展示と立ち食いそば屋に懐かしさを感じました。特に立ち食いそば屋は現在最北ですからね、数年前に音威子府駅のそば屋が閉店してからは唯一頑張り続けて来た店が駅の都合で閉店するのは納得出来ない気もしますね。

いつも思うのですがＪＲ北海道のトップは同じＪＲグループのＪＲ九州のトップの様な発想や実行・決断が出来ないのでしょうか？…。
鉄道資産と言われるものは九州よりも北海道のブランド力の方が高いはずですが？、それらを活用出来ない使いこなせないトップなんでしょうね？…。