参勤交代の細かい記録が残る資料館
- 4.0
- 旅行時期:2020/07(約5年前)
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by RAINDANCEさん(男性)
猿ヶ京温泉 クチコミ:6件
三国街道の宿場町である須川宿は、鎮守である熊野神社が平安時代後期に源頼義によって創建されたとの伝承が残っていることから、比較的早い時期から存在していたとされています。享保3年(1686年)には49軒、明治10年(1877年)には129軒の家屋があったとされ、本陣(梅沢家)と脇本陣がそれぞれ1軒づつ設置されたとのこと。結構細かく記録が残っているんですね。天保13年(1842年)に新潟の村松藩が参勤交代で利用した際は、18軒の旅籠に分かれて泊まったという記録があるようです。享和3年(1803年)に行われた伊能忠敬の第4次測量で三国街道を利用した際には、須川宿でランチして須川から4つ南の塚原宿の”名主権左衛門宅”で宿泊した...みたいな細かい記録まであるそうな。そんな須川宿の脇本陣跡の敷地に建てられたのが「須川宿資料館」、須川宿本陣の門だった建物が移築され、資料館内部には本陣の上段の間が復元されています。先述の細かい記録が資料館に残っており、歴史のリアリティーを感じられました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/12/10
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