奇跡的な運命を感じる碑。
- 4.0
- 旅行時期:2022/05(約2年前)
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by kojikojiさん(男性)
稚内 クチコミ:12件
昭和の大横綱「大鵬関」が旧樺太から引き上げる際に稚内に上陸したことを記念した「大鵬幸喜上陸の地記念碑」が置かれてありました。子供の頃は「巨人、大鵬、目玉焼き」に近い世代だったので馴染みのある横綱でもあります。ここに来て初めて知ったのは父親がウクライナ人の元コサック騎兵将校だったということです。日本の領土であった樺太の敷香町で生まれたということも知りました。屈斜路湖に向かう途中に川湯温泉を通過しますが、そこには「大鵬相撲記念館」があったので出身地も川湯温泉だと思っていました。さらに、母親と共に最後の引き揚げ船だった小笠原丸で北海道へ引き揚げ、最初は小樽に向かう予定でしたが、母親が船酔いと疲労による体調不良によって稚内で途中下船した事実にも驚きました。小笠原丸は稚内を出港した後、留萌沖でソ連潜水艦L-12の魚雷攻撃を受けて沈没するので、大鵬親子はその前に下船していたため辛くも難を逃れたということです。「三船殉難事件」はオロロンラインを南下した留萌市の小平町の鰊御殿の前に建っていました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- バリアフリー:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2022/07/27
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