絶滅危惧種の国鉄車輛が未だ現役の路線
- 4.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by 織田グレイシー道さん(男性)
舞鶴 クチコミ:13件
東舞鶴と西舞鶴間は小浜線ではなく舞鶴線となるが、一時間に一本程度しかないため隣町とのアクセスがすこぶる悪い。
かと言って特急券まで支払って特急「まいづる」に乗ってまで隣の駅に行くのは余りにもコスパが悪すぎる。
JR西のダイヤ設定の落ち度がこの区間に投影されている。
これなら小浜線の電車を西舞鶴まで延長運転すべきだろう。
だがしかし、そんな不便で使い勝手の悪い舞鶴線にあって絶滅危惧種の国鉄車輛が現役なのは嬉しかった。
昭和製造のクモハ112系は見た目こそモッサリしてるが、中味は鋼製車輛だけあって剛性感に溢れ、昭和の職人達の実直な生真面目さが投影された車輛の作り込みには敬服の念を覚える。
そして国鉄車輛特有の打てば響くようなキビキビした走行音が、古き良き時代のJNR黄金時代を彷彿させてくれた。
西舞鶴と東舞鶴間は何気に距離があるため、僅か15分間ながら五老岳を望みつつ郷愁を誘う国鉄時代の旅をさせて貰えた。
JR西は国鉄時代の車輛を大事に運用する所が、JR東との大きな違いである。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- 東舞鶴と西舞鶴間の本数が少なすぎる
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 鈍行は地元民のみ利用、観光客は特急
- 乗り場へのアクセス:
- 3.0
- 可もなく不可もなく
- 車窓:
- 4.0
- 山間を走るが乙部岳のような五老岳が望める
クチコミ投稿日:2022/05/14
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