ジョンズ・ホプキンス大学に留学した新渡戸博士の慧眼を、コロナ禍中に改めて認識
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- 旅行時期:2021/09(約4年前)
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by ワンダラーさん(男性)
札幌 クチコミ:15件
新渡戸稲造博士というと、国際連盟事務次長などの活動で知らない人はいないくらいの有名人だが、自分が学ぶ学校/先生の選択に関して、慧眼があったことは余り知られていないと思う。
ここクラーク博士が入学前までいた札幌農学校に学んだのち、当時から一般的には日本一という評価があった(東京)帝国大学に入学したが、その教育には満足できずに、米国に私費留学し、ジョンズ・ホプキンス大学に入学したという。同校から名誉文学士号を授与されている。
ジョンズ・ホプキンス大学は、日本での知名度は低かったが、コロナ禍で毎日、その名を見かけることとなった。ジョンズ・ホプキンス大学は、米国の疾病研究の大本山であり、コロナウィルス感染発生当初から、世界中のコロナ新規感染者数/死亡者数の集計/日々公表を担って世界中に貢献している。
コロナ禍の真っ最中、ここ札幌で新渡戸博士像を眺めると、博士の慧眼を改めて感服する。
余談になるが、出身地十和田市に新渡戸記念館があり、志の見学料カンパで見学した経験があるが、十和田市から冷たく見放され、気の毒な境遇になっているのは誠に残念。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2022/04/13
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