北海道に寄贈した製作者が、除幕式前にお亡くなりになったという彫刻家本郷新の最晩年のブロンズ像
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- 旅行時期:2021/09(約4年前)
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by ワンダラーさん(男性)
札幌 クチコミ:15件
現在の札幌市に生まれ、稚内の「氷雪の門」など北海道の作品が多い彫刻家本郷新(1905~1980年)が、最晩年の1978年に北海道文化賞を受賞した際のブロンズ作品で、本人から北海道に寄贈されたという。
札幌市中心部の北海道庁旧庁舎建物の東北側の前庭に置かれ、自由に鑑賞できる。
しかし、『道庁前庭に設置され除幕式が行われたのは、本郷が2月13日に亡くなって3カ月後の1980年の5月12日』という悲しい歴史もあるようだ。
本郷新は母子像の作品が17点もあるようで、若い時代には強くたくましい母をつくり、晩年のこの作品は、限りない母子像の愛情を表現したと語られたようで、優しい母の姿に見える。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2022/02/15
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