旧深名線沿線において、一番保存状態が良い駅舎だと思います
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- 旅行時期:2021/10(約4年前)
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by ケロケロマニアさん(男性)
士別・和寒・下川 クチコミ:252件
かつて名寄と深川を結んでいたJR北海道のローカル線、深名線ですが、廃線から四半世紀が経過し、往時を偲ぶ遺構はどんどんと消えていっています。
そんな中で、この旧沼牛駅舎は、地元の有志の方々がクラウドファンディングで寄付金を募りながら、懸命に保存活動に励まれているため、現存する旧深名線沿線駅舎としては、最も良い状態で保存されている駅舎といえるでしょう。
コロナ禍以前には、定期的にこの駅舎を盛り上げるためのイベントなどが開催されていたのですが、このようなご時世となり、なかなかそうした機会も少なくなってしまっていますが、今後、コロナが収束した暁には、また積極的な活動に期待したい、幌加内を代表する鉄道遺産の一つといえるでしょう。
因みに、旧深名線沿線の幌加内町域で、旧駅舎が残されているという場所は、他に旧鷹泊駅や旧添牛内駅などもあります。保存状態に関しては、沼牛よりも正直劣りますが、こうした駅舎の今後も経年的に眺めつつ、今後JR北海道管内で悪い意味で沢山生じると思われる廃駅後の駅利用の見本として、この駅の今後を見守って頂けたら、と思います。
公共交通利用の場合は、現在では旧深名線沿いにJRバスが通じていて、深川から乗り換えなしで沼牛駅舎最寄りの下幌加内まで直行できます。
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
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- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2022/02/06
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