アップダウンがあって、思いのほか時間と体力を使う

4.0
旅行時期：2020/11（約5年前）

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襟裳岬では、風の館の真上辺りの海抜60ｍほどの高台にある襟裳岬展望台から、更に先の岬の先端の方まで遊歩道で下っていくことができます。その距離、400ｍあまり。昆布干し場のような砂利横の道が行きつく先まで行けますが、標高差50ｍほどを階段やアップダウンのある遊歩道で上り下りするのは結構、キツく、日ごろの運動不足を実感します。そのため、突端を往復するには、距離に惑わされず、休憩や景色を眺める時間も考えて余裕を持った十分な時間をとる必要があります。特に、襟裳岬を路線バスで訪れている場合は、時刻を気にせねばならず、本数が少ないため時間には要注意です。

なお、遊歩道で行ける突端から5、6ｍほどの高さの岩場の崖を下れば、波打ち際まで下りることもできますが、岩場は足をかける場所が難しく、ケガの危険があるため、通常の観光ではおススメではありません。先端部の遊歩道の途中から分岐して東側の崖を下りられる道が作られていて、そこから波打ち際伝いに先端まで行くこともできますが、訪れた時には浜が波で削られ、先端まで歩いていけないようになっていました。ちなみに先端部に立つと波打ち際近くまで海流があって、打ち寄せる波の間にも泡が小川のように流れていき、岬付近の潮の流れの速さを実感します。