庄内交通バスで羽黒山頂へ向かいました
- 4.0
- 旅行時期:2021/07(約4年前)
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by まめ夫婦さん(男性)
羽黒・余目 クチコミ:13件
「羽黒山五重塔」を見た後、随神門へ戻り、「羽黒随神門」バス停から庄内交通バスで羽黒山頂へ向かいました。所要15分で運賃は660円となかなかの値段でした。バスを降り、参道を進むと、たくさんの末社がありました。出羽三山には百一末社と呼ばれる多数の末社が散在していて、ここの末社は左から大雷神社、健角身神社、稲荷神社、大山祗神社、白山神社、思兼神社、八坂神社でした。その中の「末社健角身神社」は足の弱い者が下駄を供え、健脚を祈る風習があるということで、たくさんの履物が供えられていました。たくさんの末社の近くに「東照社」がありました。「徳川家康」を神として祀ったもので、東照権現を山中に祀ることによって山威を高め、この頃緊張の度を加えつつあった庄内藩との関係を円滑なものにする目的があったそうです。「東照社」の近くに「霊祭殿」がありました。出羽三山は昔から祖霊安鎮のお山とされ、深い信仰をあつめており、ご先祖の御霊を供養する風習が現在も盛んなのだそうです。本殿に次ぐ荘厳な建物でした。「鐘楼と建治の大鐘」の近くに「鏡池」がありました。古書で「羽黒神社」と書いて「いけのみたま」と読ませていて、この池を神霊そのものと考え篤い信仰の捧げられた神秘な御池だそうです。「三神合祭殿」が鏡のように映るのかと思っていましたが、水草が一杯であまり綺麗には見えませんでした。それもそのはず、古来より多くの人々により奉納された銅鏡が埋納されているので鏡池というのだそうです。鐘は建治元年(1275年)の銘があり、古鐘では、東大寺・金剛峰寺に次いで古くて大きいそうです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/09/08
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