松前の南殿(なでん)はこの木が原木
- 4.0
- 旅行時期:2021/04(約3年前)
-
by つよしさん(男性)
松前半島 クチコミ:10件
品種は八重の南殿(なでん)。松前の南殿はこの木が原木となっています。血脈桜の伝説を簡単に書くと―。300年近く昔のこと。光善寺本堂の立て替えのため、この桜の木の伐採が決まりました。伐採の前夜、住職の枕元に美しい娘が現れます。そして「私は死ぬ身です。どうか血脈を与えてください」と頼みます。血脈とは極楽浄土へ行く証文のことです。住職は、娘の熱心な願いを叶えるため、血脈を与えます。伐採の朝。住職がこの桜を眺めると、何か白いものが風に動いていました。それは前夜の血脈でした。住職は「昨晩の娘は、この木の精であったか」と悟り、桜の伐採を取り止め、盛大に供養を行いました。その結果、血脈桜は今も昔と変わることなく、爛漫と咲き誇り続けています。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2021/05/01
いいね!:0票