岩手県の川なのに、なぜ津軽の石の川と言う名前？

3.5
旅行時期：2021/02（約5年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

宮古クチコミ：245件

津軽石川は、深いVの字に切れ込んだ宮古湾の一番奥に注ぐ川。
長さは20㎞ちょっとの二級河川ですが、鮭が遡上する川として知られています。
岩手県の宮古市にあるこの川が、なぜ津軽の石の川と呼ばれて鮭が獲れるようになったのかの興味深い言い伝えが、次のウィキペディアのページに紹介されているので見てみるといいですよ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%A5%E8%BB%BD%E7%9F%B3%E5%B7%9D

津軽石川沿いには鮭の孵化場もあり、いつもの年なら12月中旬に川原で鮭祭りも開催されるのだそうですが、2020年にはコロナ禍で中止。
私が行ってみた2021年の2月には、空っぽの鮭直売場があっただけなのが侘しい光景。
でも、川原まで下りて行くと、草の陰に身を潜めていた白鳥や鴨などの水鳥がたくさんいて平和な景色でした。

川の規模に似合わない広い河口が宮古湾と出会う場所には、東日本大震災後にかさ上げされた水門や防潮堤が連なっていました。
お時間がある方は見学に行ってみるといいですよ。