あさくるパス利用でお勧めな、旭川の秘境・江丹別の旅
- 4.5
- 旅行時期:2021/02(約5年前)
-
-
by ケロケロマニアさん(男性)
旭川 クチコミ:497件
地元住民として、主に旭川=和寒間の路線バスをよく利用しているバス会社さんですが、今回は、旭川市域のフリー乗車券「あさくるパス」(2日券1800円(因みに1日券1200円の販売もあります)を利用して、よく道内(全国でも?)では特に冬季の一日の道内最低気温が観測されることでも有名な、旭川の秘境ともいうべく、江丹別を旅してまいりました。
二月上旬のことで、自分の居住する和寒以上に寒くて雪の多いところはそんなにはないので、極寒を体験しながら、コロナ禍の冬を満喫しようかと思ったのですが、私の訪問時は思ったより暖かくて、日中は少しだけですがプラスの気温になる程でした。
道北バスの江丹別行(36番)は、2021年2月現在で、一日3往復しか運行されておらず、旭川駅前の発車時刻も7時台、14時台、17時台で、それぞれが江丹別に到着後、10~30分程度後に折り返しの旭川駅前行きとなりますので、非常に観光客には使い辛いタイムスケジュールです。
観光パターンとしては、この折り返しの数十分の短時間で楽しむか、朝便で到着後昼便(夜便)で戻る、或いは昼便で到着後夜便で戻るか、日帰りの場合は何れかになるかと思いますが、何れにせよ、旭川駅前=江丹別間は通常運賃が片道890円もしますので、普通に単純に1往復するだけでも、あさくるパス2日券のほぼ元が取れてしまいますので、話のタネに同じ便での単純往復にも十分に意味があると思います。(その場合、昼便のスケジュールが30分近く江丹別に滞在できますので、一番お勧めかも。)
私の場合は、同日の最後に、またマニアックな、一般観光客には殆ど知られていないであろう10線22号線(12番または17番)というのを利用して、比布町域に近い4線20号バス停まで利用しましたが、このバスも旭川駅前からの通常運賃が630円もしますので、1日江丹別往復とこの片道だけで、二日分のあさくるパスの料金の元が取れてしまいました。尚、4線20号バス停からJR比布駅までは4キロ弱、徒歩だと約1時間のの距離がありますので、徒歩圏内かどうか、と言われれば、一般の方にはちょっとお勧めできないです。
あさくるパスに関しては、こうした長距離移動が出来る分、料金設定が高くなっていますので、普通の旭川市域内(大体220円の運賃)で、元を取ろうとするとかなりの回数を乗らなくてはなりませんので、是非、このパスを利用して旅をされる方は、長距離路線の利用を最優先に、旅の計画を組んでみて下さい。因みに、このフリー切符は、旭川電気軌道バスにも乗車できますので、観光客にもお馴染みの旭山動物園(通常運賃は往復で900円)に向かう際にも使えます。二日間用のあさくるパスを購入した場合は、一日は長距離路線で、一日は動物園観光をメインに使用されると良いでしょう。
- 施設の満足度
-
4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 乗り場へのアクセス:
- 4.5
- 車窓:
- 4.5
クチコミ投稿日:2021/02/07
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する