乗ること自体が楽しい、島根県が誇るローカル線です
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- 旅行時期:2020/12(約5年前)
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by ケロケロマニアさん(男性)
玉造温泉 クチコミ:21件
数年前の三江線廃止により、島根県内のJR路線は山陰本線と津和野までの一部区間を走行する山口線、そしてこの木次線のみとなってしまいましたが、その中でも、一番存続が危ぶまれるのがこの木次線です。
沿線に一切の大都市がありませんし、住民の方が多く利用している宍道~木次間を除くと、平時の利用者はほぼ鉄道マニアのみ、という閑散たる風景が続いているのですが、この路線は絶対に廃止してはならない三つの理由が挙げられるかなと思います。
一つは、木次線の顔とも言える、三段式スイッチバックの存在です。これに関しては、広島県側の起点駅である備後落合駅で、元国鉄マンの名物おじさんが、詳細な解説をして下さいますので、是非ご覧になってみて下さい。
二つ目の理由としては、途中の三井野原駅が現在のJR西日本エリアにおける最高標高駅であることで、これは、島根県自体が誇るべきことだと思います。
最後の理由としては、木次線沿線の各駅にはそれぞれの駅に起因した神様が鎮座されていて、路線廃止はこうした神様への冒涜にもなってしまいますので、スピリチュアルな観点からも廃止してはならない路線なのです。
私は冬季に訪れましたが、車窓から眺める雪景色が素晴らしく、勿論スイッチバックも楽しかったですし、大満足の旅路となりました。
尚、私は逆ルートでの探訪でしたが、山陰本線との接続駅である宍道駅側からアクセスされる際には、木次線も、木次までは本数がもう少しありますので、この駅に併設されている観光案内所で、詳細なパンフレットやマップ類などを入手されてから、よりディープな木次線エリアの乗車を楽しまれるのがお勧めです。
- 施設の満足度
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5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 乗り場へのアクセス:
- 5.0
- 車窓:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/01/19
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