層雲峡より見られる区間が少ない

4.0
旅行時期：2020/10（約5年前）

旭岳・天人峡・白金クチコミ：76件

迫力のある柱状節理の渓谷が見られますが、同様の景色が見られる層雲峡よりも見られる区間が少ないような気がします。旭岳温泉へ行く道道1160号線から分岐して約８ｋｍ、終点の天人峡の温泉街まで舗装道路が続き、途中、温泉に近いところで”あまつ岩”や七福岩などの屹立とした峡谷壁が見られます。車では終点の公共駐車場のほかに、手前の羽衣トンネルを出たところや、天人峡トンネルの手前などに駐車場スペースがあるので、車を停めてゆっくり鑑賞できます。

2020年現在、羽衣の滝が鑑賞できるようになっていて、終点の公共駐車場から750ｍ、旧天人閣ホテルの先で舗装が途切れてから、多少のアップダウンのある500ｍほどの遊歩道を歩きます。訪れた時は、お年寄りから子供を連れた家族連れまでいて、街中を行くような普段着、靴で行けました。なお、更に奥にある敷島の滝は、現在も通行止めで見られません。

また、温泉ですが、宿泊できるしきしま荘が１軒あるのと、公共駐車場の奥に比較的整備された無料の足湯がありました。しきしま荘では￥700円で日帰り温泉もやっているそうです。羽衣の滝にある公共トイレが閉鎖されていたため、しきしま荘で借りました。その他、しきしま荘では、小さなお土産コーナーや、飲料の自販機などがありました。天人峡ではお店が無いので、しきしま荘の中で飲み物や種類もほとんど無くわずかですが食べ物を調達できます。

10月上旬は紅葉がきれいとのことですが、2020年は暖かく、10月10日前後で手前の峡谷ではやや緑っぽく、ようやく羽衣の滝辺りがきれいに紅葉している感じだったので、おそらく10月中旬に見頃がずれ込んだのだと思います。