集治監と道路開削の歴史
- 4.5
- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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by ろーかるせんさん(男性)
砂川・新十津川 クチコミ:3件
政治犯や重罪人を収監した「樺戸集治監」を紹介する博物館です。開拓の歴史についての展示も多く、交通網の歴史にも関係があります。
受付は南東側の「旧樺戸集治監本庁舎」にあります。「集治監」について学んだあと、「博物館本館」を見学する順路となっていました。
衣服や日用品などの実物が展示され、集治監の日常を垣間見ることができます。ジオラマや映像により、囚人たちが、厳しい自然環境と劣悪な労働環境の下で、開拓に携わっていたことも伝えていました。土木や地理などに関する事柄もあり、展示内容は多彩な印象です。
隣接する「農業研修館」では、月形町の自然や産業を紹介しています。先人たちが、厳しい自然環境を克服したことを伝える展示もありました。
現在の田園風景や交通路には、暗い過去もあることを伝えています。
苦役によって開かれた道路は、北海道の陸上交通路の礎です。北海道を旅する人は、知っておくべき内容の多くある博物館と感じました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2020/08/30
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