白いラベンダーにも出会えます

4.5
旅行時期：2020/07（約5年前）

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富良野エリアで一番有名なラベンダースポットといえば、やはり今ではJR富良野線の臨時駅、ラベンダー畑駅から徒歩圏内にあるファーム富田だと思いますが、花の盛りの時期は、ファーム富田の混雑ぶりは尋常ではないので、好みは分かれるかなと思います。

そのファーム富田から徒歩でも10分程度の近距離にあるのがこちらの町営ラベンダー園ですが、勿論ここも有名なラベンダースポットなので、花の時期は混雑しますが、ファーム富田程ではない（駐車場もあそこまで広くない）ので、”控えめな混雑”を嗜好される方はこちらの方がお勧めだと思います。

ファーム富田のようにお店が沢山ある訳ではないです（お花畑の下に一軒だけお店があります）ので、ゆっくり座ってラベンダー何ちゃらとか、メロン何とかを食べたい方には、ファーム富田の方がお勧めですが、こちらのラベンダー園は、北星山というスキー場のある山の斜面に植えられていますので、勾配がきつくてそれだけダイナミックな角度でのラベンダーを堪能できます。

そして、近年ここの知られざる名所として注目されつつあるのが、”白いラベンダー”で、これは、ラベンダーを圓に友好提携をしている秋田県の美郷町から贈られた”美郷雪華（みさとせっか）”という品種だそうです。元々は普通のラベンダーの中に混じっていた白いラベンダーの株を増殖させて品種として改良されたものとのことで、北海道内でこの品種が見られるのはここだけらしいので、是非観に行ってみて下さい。

但し、このラベンダー園は急勾配なこともあり、通常は観光リフトが営業しているのですが、2020年はコロナ禍により運休していますので、お花畑のてっぺんまで歩いて登って観に行かなくてはなりません。2021年以降、リフトが再稼働して、簡単に観に行くことができるようになることを祈りたいものですが、逆にリフトが使えない年だからこそ、歩いて登ったご褒美として出会える貴重なラベンダー、という捉え方もできるのかもしれませんね。