2020年夏・運行初日の富良野美瑛ノロッコ号の様子

4.5
旅行時期：2020/07（約5年前）

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現在のJR北海道エリアを走る観光列車として、最も有名な列車といえばこちらではないでしょうか。2020年夏は、コロナ禍の中でどのような初日を迎えるのか、非常に興味があり、いつもは混雑必至の列車なので、準地元民としてはあまりオンシーズンに乗ったことはありませんでしたが、ある意味今年はチャンスだなと、意を決して乗車してみました。

やはり予想通り、例年と全く違う光景と言えるのが、外国人観光客の姿を殆ど見かけなかったことです。ただ、車内の会話を聞いていると関西弁の方とかが多く乗車されている印象で、やはり、道外からの観光でいらした方がメインの客層かな、という印象でした。

旭川発富良野行きの1号は混雑するかなと思ったので（案の定、美瑛駅の駅員さんに尋ねてみたところ、指定席の通路上にも立ち客が並ぶほど混雑していたそうです）、まずは13時過ぎに出発する美瑛→富良野の3号に乗車、途中、臨時駅のラベンダー畑駅で下車してファーム富田と中富良野町営ラベンダー園を見物の後、中富良野駅から富良野まで5号、そして最後は富良野から旭川まで6号、という流れで、計３回乗車しましたが、やはり3号は割合空いている印象で、ラベンダー畑駅まではゆったりと過ごすことが出来ました。その代わり、私がこの駅で下車したのと入れ替わりに沢山の方が乗車されていたので、1号で来てファーム富田見物後にこの列車で富良野方面に向かわれる、という方は相当多かったと思われます。

その後、5号は中富良野→富良野で乗車しましたが、予想通り、この列車はラベンダー畑駅で沢山の乗客を拾った後、ですので、自由席は立ち客で密になるほど混雑していましたので、この時節柄、マスクは必需品かなと思います。

最後に6号に関しては、富良野→ラベンダー畑間はかなり空いていて、なかなかお勧めです。同じようにラベンダー畑駅では沢山の乗車があり、一気に満員になりましたので、通な方は、6号で富良野→ラベンダー畑に乗車し、その後夕刻のファーム富田（この頃になると大分空いてくる）を堪能した後、通常の列車で旭川や富良野に戻る、という利用が、一番ストレスないかなと思います。日の長い時期ですと、6号到着でも十分にファーム富田のラベンダー風景を楽しむことが可能ですしね…。