幸町公園

Ｃ５８・シゴハチの在る公園　～　釧路・幸町公園

3.0
旅行時期：2020/06（約4年前）

釧路クチコミ：41件

釧路駅や和商市場にこども遊学館からほど近い市街地に在る市民公園「釧路・幸町公園」はＣ５８・シゴハチの在る公園で親しまれているようです。

公園の目玉は何と言っても「Ｃ５８１０６」が展示保存されていること～、１８ｍにも及ぶ蒸気機関車と炭水車は圧巻の迫力です！、しかも屋根付きで非常に綺麗にメンテナンスされているので今にも走りだそな雰囲気です。
このＣ５８１０６は昭和１４年に大阪汽車製造会社で造られ一貫して北海道内を走り続けて来た兵～、昭和４７年に釧路～帯広間さよなら運転を最後に引退し、鉄道１００年を記念当地に保存されることに成ったと案内板にありました～、なるほどね～。

鉃っちゃんとして一言～、Ｃ５８はテンダー式蒸気機関車としてスタイルが好いのでＤ５１ともよく似ている。また、初の密閉型運転室が採用され炭水車に接する部分に扉を設けたことで機関助士の労働環境が大幅に改善されたことは大きな功績です。

客貨両方を引くことが出来る万能機関車として使い勝手の良さから民間へも需要があり炭鉱や私鉄などへ、そして国外へも活躍の場を広げながらその勇姿を観ることが出来ました。
現在も一部ですが動態保存されたり、北は北海道から南は鹿児島まで静態保存されてます。
そして、公園の一角には「北海道鉄道記念塔」が在ります、これは明治３４年ここに釧路停車場（釧路駅）が在った為です…、放浪の歌人・石川啄木が北海道放浪の最後の地として釧路を訪れた際に降り立ったところ、啄木文学コースのスタート地点でもありますね。

それ以外に公園として子供達の遊具も充実してます～、他にも多目的広場やパーゴラのベンチにバリアフリー対応トイレなども完備されてました。