お花畑や紅葉が美しいが、登山の装備が必要

4.5
旅行時期：2019/09（約6年前）

旭岳・天人峡・白金クチコミ：76件

旭岳ロープウェイの姿見駅から3―4km、約1時間の道のり。旭岳ロープウェイから眺めると、旭岳の左（北）側の比布岳や当麻岳などの山塊との間にある広い谷で、7月にはチングルマを初めとするお花畑、9月には紅葉が楽しめる景勝地となっています。

ただ、山道を登山の装備で行かねばならず、ロープウェイ駅を降りての姿見の池周遊コースのようにはいきません。旭岳登頂のようなハードな標高差はありませんが、涸れ沢を幾つか越える数十ｍのアップダウンのある石ゴロゴロの道のりです。

姿見駅から裾合平へ向かうと、1時間ほどで愛山渓や沼の平、比布岳方面へ向かう道とのＴ字の分岐があり、木を敷いただけの即席の椅子があって休憩することができます（お弁当などを広げるのにおススメ）。分岐の標高は1690ｍ。姿見駅の標高が1600ｍほどなので、最終的に100ｍ近く登る計算です（途中、更に高く登る）。

そこから分岐を折れ、中岳方面に進むと、木道を交えた緩やかな登りになっていて、お花畑がある場所へと到着します。更に体力に余裕があれば、平地が終わる先、中岳の登りを少々入ったところに中岳温泉があって、沢沿いに作られた手作り足湯で登山の疲れを一時的に癒すことができるのでおススメです。