西国三十三所観音霊場第三番札所の「粉河寺」
- 4.5
- 旅行時期:2018/11(約7年前)
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by Ake Bingaさん(女性)
岩出・紀の川 クチコミ:5件
「粉河寺」は、770年に創建されたと伝えられる観音霊場で、西国三十三所の第三番札所として古くから貴族などの信仰を集めていましたが、秀吉の紀州攻めにより伽藍を焼失し、後に紀州藩主の寄進により復興しました。
朱塗りの堂々とした「大門」(重文)を潜り「童男堂」「仏足石」などを拝見しながら石畳の参道を進むと、唐破風屋根に彫刻も見事な「中門」(重文)があり、見上げると「風猛山」の扁額も貫禄がありました。
また、中門の近くにある手水舎の「盥漱盤(かんそうばん)」(荷葉鉢)は、鉢全体が蓮の形をしていて くるりと巻いた蓮の葉や実が美しく優れた技術の粉河鋳物です。
更に進むと迫力ある巨石で作られた「名勝庭園」の先に 屋根が複雑に重なる大きな「本堂」(重文)があり、御本尊の「千手観音像」は秘仏のためお目にかかることはできませんが、想像以上に見所の多い名刹でした。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2019/11/20
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