長時間は居られないライトアップ

4.5
旅行時期：2019/11（約6年前）

旭岳・天人峡・白金クチコミ：76件

11月から4月までの間、夜間ライトアップされますが、訪れるにあたって幾つかの注意点があります。
・厚着をしていくこと
・雪や氷の上でも滑らない靴を履いていくこと
・ライトを持っていくこと
・ライトアップ時間を予め確認してから訪れること
・車で訪れること
現地は、温かく休める小屋など、人家すらも無い山中です。暖を取る場所はありません。池の手前にあるお土産販売所の小屋は冬期は閉まっています。その隣のトイレは開いているようでしたが、夜遅くなると消灯して閉まるようでした。

美瑛の街中よりも気温が低い山中の上、体を動かさずにじっとしていると更に冷えてきます。車で来ていれば、車中に逃げ込むこともできますが、本数が少なく定時の公共交通機関の路線バスを利用する場合は、それまで屋外にいなければなりません。それまで体がもつかどうか。

白金温泉まで2キロほどの道のりを暗い中歩く人たちもいましたが、街灯なく、歩道スペースが除雪されていない道はちょっと危険です。白金温泉に宿泊すると、無料送迎をしてくれるホテルもあるので利用するとよいでしょう。

また、足元を照らすライトがあるとよいです。ライトアップしている場所で点灯させるのはマナー違反ですが、そこまでの道のりはムードのある薄暗い青いランプや足元までは及ばない全体を照らす光がある程度なので、100円ショップで売っているライトで充分なので、持参をおススメします。

更に、池を眺める縁に降りるところは傾斜があり、何人かの人達が大きな音をたてて見事に転んでいました。ケガをしては旅の印象も台無しなので、滑らない靴、場合によっては現地の北海道で”冬靴”と呼ばれる冬期の北海道では皆、履いている、靴裏に滑り止めが施された靴を街で調達して訪れるのがよいでしょう。

最後に、ライトアップ時間前に訪れ、”ライトアップされていない”として帰っていく残念な人達が意外と多く見受けられましたが、勿体ないので是非そのような勘違いがないよう、予め現地の情報を調べて、現地の魅力を充分に引き出した観光が楽しめるとよいと思います。